イエスまた海邊にて敎へ始めたまふ。夥多しき群衆、みもとに集りたれば、舟に乘り海に泛びて坐したまひ、群衆はみな海に沿ひて陸にあり。
And he began again to teach by the sea side: and there was gathered unto him a great multitude, so that he entered into a ship, and sat in the sea; and the whole multitude was by the sea on the land.
he began
〔マタイ傳13章2節〕2 大なる
群衆みもとに
集りたれば、イエスは
舟に
乘りて
坐したまひ、
群衆はみな
岸に
立てり。~
(9) 耳ある《[*]》
者は
聽くべし』[*異本「聽く耳」とあり。]
〔マタイ傳13章9節〕
〔マルコ傳2章13節〕13 イエスまた
海邊に
出でゆき
給ひしに、
群衆みもとに
集ひ
來りたれば、
之を
敎へ
給へり。
〔ルカ傳8章4節〕4 大なる
群衆むらがり
町々の
人、みもとに
寄り
集ひたれば、
譬をもて
言ひたまふ、~
(8) 良き
地に
落ちし
種あり、
生え
出でて
百倍の
實を
結べり』これらの
事を
言ひて
呼はり
給ふ『きく
耳ある
者は
聽くべし』
〔ルカ傳8章8節〕
so that
〔ルカ傳5章1節〕1 群衆おし
迫󠄃りて
神の
言を
聽きをる
時、イエス、ゲネサレの
湖のほとりに
立ちて、~
(3) イエスその
一艘なるシモンの
舟に
乘り、
彼に
請󠄃ひて
陸より
少しく
押し
出さしめ、
坐して
舟の
中より
群衆を
敎へたまふ。 〔ルカ傳5章3節〕
譬にて數多の事ををしへ、敎の中に言ひたまふ、
And he taught them many things by parables, and said unto them in his doctrine,
by parables
〔詩篇49章4節〕4 われ
耳を
喩言にかたぶけ
琴をならしてわが
幽玄なる
語をときあらはさん
〔詩篇78章2節〕2 われ
口をひらきて
譬喩をまうけ いにしへの
玄幽なる
語をかたりいでん
〔マタイ傳13章3節〕3 譬にて
數多のことを
語りて
言ひたまふ、『
視よ、
種播く
者まかんとて
出づ。
〔マタイ傳13章10節〕10 弟子たち
御許に
來りて
言ふ『なにゆゑ
譬にて
彼らに
語り
給ふか』
〔マタイ傳13章34節〕34 イエスすべて
此等のことを、
譬にて
群衆に
語りたまふ、
譬ならでは
何事も
語り
給はず。
〔マタイ傳13章35節〕35 これ
預言者によりて
云はれたる
言の
成就せん
爲なり。
曰く、 『われ
譬を
設けて
口を
開き、
世の
創より
隱れたる
事を
言ひ
出さん』
〔マルコ傳3章23節〕23 イエス
彼らを
呼びよせ、
譬にて
言ひ
給ふ『サタンは、いかでサタンを
逐󠄃ひ
出し
得んや。
〔マルコ傳4章11節〕11 イエス
言ひ
給ふ『なんぢらには
神の
國の
奧義を
與ふれど、
外の
者には、
凡て
譬にて
敎ふ。
〔マルコ傳4章34節〕34 譬ならでは
語り
給はず、
弟子たちには、
人なき
時に
凡ての
事を
釋き
給へり。
in his
〔マタイ傳7章28節〕28 イエスこれらの
言を
語りをへ
給へるとき、
群衆その
敎に
驚きたり。
〔マルコ傳12章38節〕38 イエスその
敎のうちに
言ひたまふ『
學者らに
心せよ、
彼らは
長き
衣を
著て
步むこと、
市場にての
敬禮、
〔ヨハネ傳7章16節〕16 イエス
答へて
言ひ
給ふ『わが
敎はわが
敎にあらず、
我を
遣󠄃し
給ひし
者の
敎なり。
〔ヨハネ傳7章17節〕17 人もし
御意󠄃を
行はんと
欲せば、
此の
敎の
神よりか、
我が
己より
語るかを
知らん。
『聽け、種播くもの、播かんとて出づ。
Hearken; Behold, there went out a sower to sow:
Hearken
〔申命記4章1節〕1 今イスラエルよ
我が
汝らに
敎ふる
法度と
律法を
聽てこれを
行へ
然せば
汝らは
生ることを
得汝らの
先祖の
神ヱホバの
汝らに
賜ふ
地にいりて
之を
產業となすを
得べし
〔詩篇34章11節〕11 子よきたりて
我にきけ われヱホバを
畏るべきことを
汝等にをしへん
〔詩篇45章10節〕10 女よきけ
目をそそげ なんぢの
耳をかたぶけよ なんぢの
民となんぢが
父󠄃の
家とをわすれよ
〔箴言7章24節〕24 小子等よいま
我にきけ
我が
口の
言に
耳を
傾けよ
〔箴言8章32節〕32 されば
小子等よ いま
我にきけ わが
道󠄃をまもる
者は
福ひなり
〔イザヤ書46章3節〕3 ヤコブの
家よイスラエルのいへの
遺󠄃れるものよ
腹をいでしより
我におはれ
胎をいでしより
我にもたげられしものよ
皆われにきくべし
〔イザヤ書55章1節〕1 噫なんぢら
渇ける
者ことごとく
水にきたれ
金なき
者もきたるべし
汝等きたりてかひ
求めてくらへ きたれ
金なく
價なくして
葡萄酒と
乳󠄃とをかへ
〔イザヤ書55章2節〕2 なにゆゑ
糧にもあらぬ
者のために
金をいだし
飽󠄄ことを
得ざるもののために
勞するや われに
聽從へ さらばなんぢら
美物をくらふをえ
脂をもてその
靈魂をたのしまするを
得ん
〔マルコ傳7章14節〕14 更に
群衆を
呼び
寄せて
言ひ
給ふ『なんぢら
皆われに
聽きて
悟れ。
〔使徒行傳2章14節〕14 爰にペテロ
十一の
使徒とともに
立ち、
聲を
揚げ
宣べて
言ふ『ユダヤの
人々および
凡てエルサレムに
住󠄃める
者よ、
汝等わが
言に
耳を
傾けて、この
事を
知れ。
〔ヘブル書2章1節〕1 この
故に
我ら
聞きし
所󠄃をいよいよ
篤く
愼むべし、
恐らくは
流れ
過󠄃ぐる
事あらん。~
(3) 我ら
斯のごとき
大なる
救を
等閑にして
爭でか
遁るることを
得ん。この
救は
初め
主によりて
語り
給ひしものにして、
聞きし
者ども
之を
我らに
確うし、 〔ヘブル書2章3節〕
〔ヤコブ書2章5節〕5 わが
愛する
兄弟よ、
聽け、
神は
世の
貧󠄃しき
者を
選󠄄びて
信仰に
富ませ、
神を
愛する
者に
約束し
給ひし
國の
世嗣たらしめ
給ひしに
非ずや。
〔ヨハネ黙示録2章7節〕7 耳ある
者は
御靈の
諸敎會に
言ひ
給ふことを
聽くべし、
勝󠄃を
得る
者には、われ
神のパラダイスに
在る
生命の
樹の
實を
食󠄃ふことを
許さん」
〔ヨハネ黙示録2章11節〕11 耳ある
者は
御靈の
諸敎會に
言ひ
給ふことを
聽くべし。
勝󠄃を
得るものは
第二の
死に
害󠄅はるることなし」
there
〔傳道之書11章6節〕6 汝朝󠄃に
種を
播け
夕にも
手を
歇るなかれ
其はその
實る
者は
此なるか
彼なるか
又󠄂は
二者ともに
美なるや
汝これを
知ざればなり
〔イザヤ書28章23節〕23 なんぢら
耳をかたぶけてわが
聲をきけ
懇ろにわが
言をきくべし~
(26) 斯のごときはかれの
神これに
智慧󠄄をあたへて
敎へたまへるなり 〔イザヤ書28章26節〕
〔マタイ傳13章3節〕3 譬にて
數多のことを
語りて
言ひたまふ、『
視よ、
種播く
者まかんとて
出づ。
〔マタイ傳13章24節〕24 また
他の
譬を
示して
言ひたまふ『
天國は
良き
種を
畑にまく
人のごとし。
〔マルコ傳4章26節〕26 また
言ひたまふ『
神の
國は、
或人、たねを
地に
播くが
如し、~
(29) 實、
熟れば
直ちに
鎌を
入る、
收穫時の
到れるなり』
〔マルコ傳4章29節〕
〔ルカ傳8章5節〕5 『
種播く
者その
種を
播かんとて
出づ。
播くとき
路の
傍らに
落ちし
種あり、
踏みつけられ、
又󠄂そらの
鳥これを
啄む。~
(8) 良き
地に
落ちし
種あり、
生え
出でて
百倍の
實を
結べり』これらの
事を
言ひて
呼はり
給ふ『きく
耳ある
者は
聽くべし』
〔ルカ傳8章8節〕
〔ヨハネ傳4章35節〕35 なんぢら
收穫時の
來るには、なほ
四月ありと
言はずや。
我なんぢらに
吿ぐ、
目をあげて
畑を
見よ、《[*]》はや
黄ばみて
收穫時になれり。[*「はや」或は三六節「刈る者」の上におく。]~
(38) 我なんぢらを
遣󠄃して
勞せざりしものを
刈らしむ。
他の
人々さきに
勞し、
汝らはその
勞を
收むるなり』
〔ヨハネ傳4章38節〕
〔コリント前書3章6節〕6 我は
植ゑ、アポロは
水灌げり、されど
育てたるは
神なり。~
(9) 我らは
神と
共に
働く
者なり。
汝らは
神の
畠なり、また
神の
建築物なり。
〔コリント前書3章9節〕
播くとき、路の傍らに落ちし種あり、鳥きたりて啄む。
And it came to pass, as he sowed, some fell by the way side, and the fowls of the air came and devoured it up.
(Whole verse)
〔創世記15章11節〕11 鷙鳥其死體の
上に
下る
時はアブラム
之を
驅はらへり
〔マタイ傳13章19節〕19 誰にても
天國の
言をききて
悟らぬときは、
惡しき
者きたりて、
其の
心に
播かれたるものを
奪ふ。
路の
傍らに
播かれしとは
斯る
人なり。
〔マルコ傳4章15節〕15 御言の
播かれて
路の
傍らにありとは、
斯る
人をいふ、
即ち
聞くとき、
直ちにサタン
來りて、その
播かれたる
御言を
奪ふなり。
〔ルカ傳8章5節〕5 『
種播く
者その
種を
播かんとて
出づ。
播くとき
路の
傍らに
落ちし
種あり、
踏みつけられ、
又󠄂そらの
鳥これを
啄む。
〔ルカ傳8章12節〕12 路の
傍らなるは、
聽きたるのち、
惡魔󠄃きたり、
信じて
救はるる
事のなからんために
御言をその
心より
奪ふ
所󠄃の
人なり。
土うすき磽地に落ちし種あり、土深からぬによりて、速󠄃かに萠え出でたれど、
And some fell on stony ground, where it had not much earth; and immediately it sprang up, because it had no depth of earth:
(Whole verse)
〔エゼキエル書11章19節〕19 我かれらに
唯一の
心を
與へ
新しき
靈を
汝らの
衷に
賦けん
我かれらの
身の
中より
石の
心を
取さりて
肉の
心を
與ヘ
〔エゼキエル書36章26節〕26 我新しき
心を
汝等に
賜ひ
新しき
靈魂を
汝らの
衷に
賦け
汝等の
肉より
石の
心を
除きて
肉の
心を
汝らに
與へ
〔ホセア書10章12節〕12 なんぢら
義を
生ずるために
種をまき
憐憫にしたがひてかりとり
又󠄂新地をひらけ
今はヱホバを
求むべき
時なり
終󠄃にはヱホバきたりて
義を
雨のごとく
汝等のうへに
降せたまはん
〔アモス書6章12節〕12 馬あに
能く
岩の
上を
走らんや
人あに
牛をもて
岩を
耕へすことを
得んや
然るに
汝らは
公道󠄃を
毒に
變じ
正義の
果を
茵蔯に
變じたり
〔マタイ傳13章5節〕5 土うすき
磽地に
落ちし
種あり、
土深からぬによりて
速󠄃かに
萠え
出でたれど、
〔マルコ傳4章16節〕16 同じく
播かれて
磽地にありとは、
斯る
人をいふ、
即ち
御言をききて、
直ちに
喜び
受くれども、
〔マルコ傳4章17節〕17 その
中に
根なければ、ただ
暫し
保つのみ、
御言のために、
患難また
迫󠄃害󠄅にあふ
時は、
直ちに
躓くなり。
〔ルカ傳8章6節〕6 岩の
上に
落ちし
種あり、
生え
出でたれど
潤澤なきによりて
枯る。
〔ルカ傳8章13節〕13 岩の
上なるは
聽きて
御言を
喜び
受くれども、
根なければ、
暫く
信じて
嘗試のときに
退󠄃く
所󠄃の
人なり。
日出でてやけ、根なき故に枯る。
But when the sun was up, it was scorched; and because it had no root, it withered away.
no root
〔詩篇1章3節〕3 かかる
人は
水流のほとりにうゑし
樹の
期にいたりて
實をむすび
葉もまた
凋まざるごとく その
作ところ
皆さかえん
〔詩篇1章4節〕4 あしき
人はしからず
風のふきさる
粃糠のごとし
〔詩篇92章13節〕13 ヱホバの
宮にうゑられしものはわれらの
神の
大庭にさかえん~
(15) ヱホバの
直きものなることを
示すべし ヱホバはわが
巖なりヱホバには
不義なし 〔詩篇92章15節〕
〔エレミヤ記17章5節〕5 ヱホバかくいひたまふおほよそ
人を
恃み
肉をその
臂とし
心にヱホバを
離るる
人は
詛るべし~
(8) 彼は
水の
旁に
植たる
樹の
如くならん
其根を
河にのべ
炎熱きたるも
恐るるところなしその
葉は
靑く
亢旱の
年にも
憂へずして
絕ず
果を
結ぶべし
〔エレミヤ記17章8節〕
〔エペソ書3章17節〕17 信仰によりてキリストを
汝らの
心に
住󠄃はせ、
汝らをして
愛に
根ざし、
愛を
基とし、
〔コロサイ書2章7節〕7 また
彼に
根ざして、その
上に
建てられ、かつ
敎へられし
如く
信仰を
堅くし、
溢󠄃るるばかり
感謝せよ。
〔テサロニケ後書2章10節〕10 不義のもろもろの
誑惑とを
行ひて、
亡ぶる
者どもに
向はん、
彼らは
眞理を
愛する
愛を
受けずして、
救はるることを
爲ざればなり。
〔ユダ書1章12節〕12 彼らは
汝らと
共に
宴席に
與り、その
愛餐󠄃の
暗󠄃礁たり、
憚らずして
自己をやしなふ
牧者、
風に
逐󠄃はるる
水なき
雲、
枯れて
又󠄂かれ、
根より
拔かれたる
果なき
秋の
木、
the sun
〔雅歌1章6節〕6 われ
色くろきが
故に
日のわれを
燒たるが
故に
我を
視るなかれ わが
母の
子等われを
怒りて
我に
葡萄園をまもらしめたり
我はおのが
葡萄園をまもらざりき
〔イザヤ書25章4節〕4 そはなんぢ
弱󠄃きものの
保砦となり
乏しきものの
難のときの
保砦となり
雨風のふききたりて
垣をうつごとく
暴ぶるものの
荒きたるときの
避󠄃所󠄃となり
熱をさくる
蔭となりたまへり
〔ヨナ書4章8節〕8 かくて
日の
出し
時神暑き
東風を
備へ
給ひ
又󠄂日ヨナの
首を
照しければ
彼よわりて
心の
中に
死ることを
願ひて
言ふ
生ることよりも
死るかた
我に
善し
〔ヤコブ書1章11節〕11 日出で
熱き
風吹きて
草を
枯らせば、
花落ちてその
麗しき
姿ほろぶ。
富める
者もまた
斯のごとく、その
途󠄃の
半󠄃にして
己まづ
消󠄃失せん。
茨の中に落ちし種あり、茨そだち塞ぎたれば、實を結ばず。
And some fell among thorns, and the thorns grew up, and choked it, and it yielded no fruit.
(Whole verse)
〔創世記3章17節〕17 又󠄂アダムに
言たまひけるは
汝その
妻の
言を
聽て
我が
汝に
命じて
食󠄃ふべからずと
言たる
樹の
果を
食󠄃ひしに
緣て
土は
汝のために
詛はる
汝は
一生のあひだ
勞苦て
其より
食󠄃を
得ん
〔創世記3章18節〕18 土は
荊棘と
薊とを
汝のために
生ずべしまた
汝は
野の
草蔬を
食󠄃ふべし
〔エレミヤ記4章3節〕3 ヱホバ、ユダとヱルサレムの
人々にかくいひ
給ふ
汝等の
新田を
耕せ
荊棘の
中に
種くなかれ。
〔マタイ傳13章22節〕22 茨の
中に
播かれしとは、
御言をきけども、
世の
心勞と
財貨の
惑とに、
御言を
塞がれて
實らぬものなり。
〔マルコ傳4章19節〕19 即ち
御言をきけど、
世の
心勞、
財貨の
惑、さまざまの
慾いりきたり、
御言を
塞ぐによりて、
遂󠄅に
實らざるなり。
〔ルカ傳8章7節〕7 茨の
中に
落ちし
種あり、
茨も
共に
生え
出でて
之を
塞ぐ。
〔ルカ傳8章14節〕14 茨の
中に
落ちしは、
聽きてのち。
過󠄃ぐるほどに
世の
心勞と
財貨と
快樂とに
塞がれて
實らぬ
所󠄃の
人なり。
〔ルカ傳12章15節〕15 斯て
人々に
言ひたまふ『
愼みて
凡ての
慳貪をふせげ、
人の
生命は
所󠄃有の
豐なるには
因らぬなり』
〔ルカ傳21章34節〕34 汝等みづから
心せよ、
恐らくは
飮食󠄃にふけり、
世の
煩勞にまとはれて
心鈍り、
思ひがけぬ
時、かの
日羂のごとく
來らん。
〔テモテ前書6章9節〕9 然れど
富まんと
欲する
者は、
誘惑と
羂また
人を
滅亡と
沈淪とに
溺す
愚にして
害󠄅ある
各樣の
慾に
陷るなり。
〔テモテ前書6章10節〕10 それ
金を
愛するは
諸般の
惡しき
事の
根なり、
或る
人々これを
慕ひて
信仰より
迷󠄃ひ、さまざまの
痛をもて
自ら
己を
刺しとほせり。
〔ヨハネ第一書2章15節〕15 なんぢら
世をも
世にある
物をも
愛すな。
人もし
世を
愛せば、
御父󠄃を
愛する
愛その
衷になし。
〔ヨハネ第一書2章16節〕16 おほよそ
世にあるもの、
即ち
肉の
慾、
眼の
慾、
所󠄃有の
誇などは、
御父󠄃より
出づるにあらず、
世より
出づるなり。
良き地に落ちし種あり、生え出でて茂り、實を結ぶこと、三十倍、六十倍、百倍せり』
And other fell on good ground, and did yield fruit that sprang up and increased; and brought forth, some thirty, and some sixty, and some an hundred.
an hundred
〔創世記26章12節〕12 イサク
彼地に
種播て
其年に
百倍を
獲たりヱホバ
彼を
祝みたまふ
〔ピリピ書1章11節〕11 イエス・キリストによる
義の
果を
充して、
神の
榮光と
譽とを
顯さん
事を。
fell
〔イザヤ書58章1節〕1 大によばはりて
聲ををしむなかれ
汝のこゑをラッパのごとくあげ わが
民にその
愆をつげヤコブの
家にその
罪をつげしめせ
〔エレミヤ記23章29節〕29 ヱホバ
言たまはく
我言は
火のごとくならずや
又󠄂磐を
打碎く
槌の
如くならずや
〔マタイ傳13章8節〕8 良き
地に
落ちし
種あり、
或は
百倍、
或は
六十倍、
或は
三十倍の
實を
結べり。
〔マタイ傳13章23節〕23 良き
地に
播かれしとは、
御言をききて
悟り、
實を
結びて、
或は
百倍、あるひは
六十倍、あるひは
三十倍に
至るものなり』
〔マルコ傳4章20節〕20 播かれて
良き
地にありとは、
斯る
人をいふ、
即ち
御言を
聽きて
受け、
三十倍、
六十倍、
百倍の
實を
結ぶなり』
〔ルカ傳8章8節〕8 良き
地に
落ちし
種あり、
生え
出でて
百倍の
實を
結べり』これらの
事を
言ひて
呼はり
給ふ『きく
耳ある
者は
聽くべし』
〔ルカ傳8章15節〕15 良き
地なるは、
御言を
聽き、
正しく
善き
心にて
之を
守り、
忍󠄄びて
實を
結ぶ
所󠄃の
人なり。
〔ヨハネ傳1章12節〕12 されど
之を
受けし
者、
即ちその
名を
信ぜし
者には、
神の
子となる
權をあたへ
給へり。
〔ヨハネ傳1章13節〕13 斯る
人は
血脈によらず、
肉の
欲によらず、
人の
欲によらず、ただ
神によりて
生れしなり。
〔ヨハネ傳3章19節〕19 その
審判󠄄は
是なり。
光、
世にきたりしに、
人その
行爲の
惡しきによりて、
光よりも
暗󠄃黑を
愛したり。~
(21) 眞をおこなふ
者は
光にきたる、その
行爲の
神によりて
行ひたることの
顯れん
爲なり。《[*]》[*二一、或は「眞を行ふ者はその行爲のあらはれん爲に光に來る、神によりて行ひたる故なり」と譯す。]
〔ヨハネ傳3章21節〕
〔ヨハネ傳7章17節〕17 人もし
御意󠄃を
行はんと
欲せば、
此の
敎の
神よりか、
我が
己より
語るかを
知らん。
〔ヨハネ傳15章5節〕5 我は
葡萄の
樹、なんぢらは
枝なり。
人もし
我にをり、
我また
彼にをらば、
多くの
果を
結ぶべし。
汝ら
我を
離るれば、
何事をも
爲し
能はず。
〔使徒行傳17章11節〕11 此處の
人々はテサロニケに
居る
人よりも
善良にして
心より
御言をうけ、この
事正しく
然るか
然らぬか
日々聖󠄄書をしらぶ。
〔コロサイ書1章6節〕6 この
福音󠄃は
全󠄃世界にも
及び、
果を
結びて
增々大になれり。
汝らが
神の
恩惠をききて、
眞に
之を
知りし
日より、
汝らの
中に
然りしが
如し。
〔ヘブル書4章1節〕1 然れば
我ら
懼るべし、その
安息に
入るべき
約束はなほ
遺󠄃れども、
恐らくは
汝らの
中これに
達󠄃せざる
者あらん。
〔ヘブル書4章2節〕2 そは
彼らのごとく
我らも
善き
音󠄃信を
傳へられたり、
然れど
彼らには
聞きし
所󠄃の
言益なかりき。
聞くもの
之に
信仰をまじへざりしに
因る。
〔ヤコブ書1章19節〕19 わが
愛する
兄弟よ、
汝らは
之を
知る。さればおのおの
聽くことを
速󠄃かにし、
語ることを
遲くし、
怒ることを
遲くせよ。~
(22) ただ
御言を
聞くのみにして、
己を
欺く
者とならず、
之を
行ふ
者となれ。 〔ヤコブ書1章22節〕
〔ペテロ前書2章1節〕1 されば
凡ての
惡意󠄃、すべての
詭計・
僞善・
嫉妬および
凡ての
謗を
棄てて、~
(3) なんぢら
旣に
主の
仁慈あることを
味ひ
知りたらんには、
然すべきなり。 〔ペテロ前書2章3節〕
また言ひ給ふ『きく耳ある者は聽くべし』
And he said unto them, He that hath ears to hear, let him hear.
(Whole verse)
〔マルコ傳4章24節〕24 また
言ひ
給ふ『なんぢら
聽くことに
心せよ、
汝らが
量る
量にて
量られ、
更に
增し
加へらるべし。
〔マルコ傳7章14節〕14 更に
群衆を
呼び
寄せて
言ひ
給ふ『なんぢら
皆われに
聽きて
悟れ。
〔ルカ傳8章18節〕18 然れば
汝ら
聽くこと
如何にと
心せよ、
誰にても
有てる
人は、なほ
與へられ、
有たぬ
人は、その
有てりと
思ふ
物をも
取らるべし』
イエス人々を離れ居給ふとき、御許にをる者ども、十二弟子とともに、此等の譬を問ふ。
And when he was alone, they that were about him with the twelve asked of him the parable.
(Whole verse)
〔箴言13章20節〕20 智慧󠄄ある
者と
偕にあゆむものは
智慧󠄄をえ
愚なる
者の
友となる
者はあしくなる
〔マタイ傳13章10節〕10 弟子たち
御許に
來りて
言ふ『なにゆゑ
譬にて
彼らに
語り
給ふか』
〔マタイ傳13章36節〕36 爰に
群衆を
去らしめて、
家に
入りたまふ。
弟子たち
御許に
來りて
言ふ『
畑の
毒麥の
譬を
我らに
解きたまへ』
〔マルコ傳4章34節〕34 譬ならでは
語り
給はず、
弟子たちには、
人なき
時に
凡ての
事を
釋き
給へり。
〔マルコ傳7章17節〕17 イエス
群衆を
離れて
家に
入り
給ひしに、
弟子たち
其の
譬を
問ふ。
〔ルカ傳8章9節〕9 弟子たち
此の
譬の
如何なる
意󠄃なるかを
問ひたるに、
イエス言ひ給ふ『なんぢらには神の國の奧義を與ふれど、外の者には、凡て譬にて敎ふ。
And he said unto them, Unto you it is given to know the mystery of the kingdom of God: but unto them that are without, all these things are done in parables:
Unto you
〔マタイ傳11章25節〕25 その
時イエス
答へて
言ひたまふ『
天地の
主なる
父󠄃よ、われ
感謝す、
此等のことを
智き
者、
慧󠄄き
者にかくして
嬰兒に
顯し
給へり。
〔マタイ傳13章11節〕11 答へて
言ひ
給ふ『なんぢらは
天國の
奧義を
知ることを
許されたれど、
彼らは
許されず。
〔マタイ傳13章12節〕12 それ
誰にても、
有てる
人は
與へられて
愈々豐ならん。
然れど
有たぬ
人は、その
有てる
物をも
取らるべし。
〔マタイ傳16章17節〕17 イエス
答へて
言ひ
給ふ『バルヨナ・シモン、
汝は
幸福なり、
汝に
之を
示したるは
血肉にあらず、
天にいます
我が
父󠄃なり。
〔ルカ傳8章10節〕10 イエス
言ひ
給ふ『なんぢらは
神の
國の
奧義を
知ることを
許されたれど、
他の
者は
譬にてせらる。
彼らの
見て
見ず、
聞きて
悟らぬ
爲なり。
〔ルカ傳10章21節〕21 その
時イエス
聖󠄄靈により
喜びて
言ひたまふ『
天地の
主なる
父󠄃よ、われ
感謝す、
此等のことを
智きもの
慧󠄄き
者に
隱して
嬰兒に
顯したまへり。
父󠄃よ、
然り、
此のごときは
御意󠄃に
適󠄄へるなり。~
(24) われ
汝らに
吿ぐ、
多くの
預言者も、
王も、
汝らの
見るところを
見んと
欲したれど
見ず、
汝らの
聞く
所󠄃を
聞かんと
欲したれど
聞かざりき』
〔ルカ傳10章24節〕
〔コリント前書4章7節〕7 汝をして
人と
異ならしむる
者は
誰ぞ、なんぢの
有てる
物に
何か
受けぬ
物あるか。もし
受けしならば、
何ぞ
受けぬごとく
誇るか。
〔コリント後書4章6節〕6 光、
暗󠄃より
照り
出でよと
宣ひし
神は、イエス・キリストの
顏にある
神の
榮光を
知る
知識を
輝かしめんために
我らの
心を
照し
給へるなり。
〔エペソ書2章4節〕4 されど
神は
憐憫に
富み
給ふが
故に
我らを
愛する
大なる
愛をもて、~
(10) 我らは
神に
造󠄃られたる
者にして、
神の
預じめ
備へ
給ひし
善き
業に
步むべく、キリスト・イエスの
中に
造󠄃られたるなり。
〔エペソ書2章10節〕
〔テトス書3章3節〕3 我らも
前󠄃には
愚なるもの、
順はぬもの、
迷󠄃へる
者、さまざまの
慾と
快樂とに
事ふるもの、
惡意󠄃と
嫉妬とをもて
過󠄃すもの、
憎むべき
者、また
互に
憎み
合ふ
者なりき。~
(7) これ
我らが
其の
恩惠によりて
義とせられ、
永遠󠄄の
生命の
望󠄇にしたがひて
世嗣とならん
爲なり。 〔テトス書3章7節〕
〔ヤコブ書1章16節〕16 わが
愛する
兄弟よ、
自ら
欺くな。~
(18) その
造󠄃り
給へる
物の
中にて
我らを
初穗のごとき
者たらしめんとて、
御旨のままに、
眞理の
言をもて
我らを
生み
給へり。
〔ヤコブ書1章18節〕
〔ヨハネ第一書5章20節〕20 また
神の
子すでに
來りて
我らに
眞の
者を
知る
知識を
賜ひしを
我らは
知る。
而して
我らは
眞の
者に
居り、その
子イエス・キリストに
居るなり、
彼は
眞の
神にして
永遠󠄄の
生命なり。
all these
〔マタイ傳13章13節〕13 この
故に
彼らには
譬にて
語る、これ
彼らは
見ゆれども
見ず、
聞ゆれども
聽かず、また
悟らぬ
故なり、
them
〔コリント前書5章12節〕12 外の
者を
審くことは
我の
干る
所󠄃ならんや、
汝らの
審くは、ただ
內の
者ならずや。
〔コリント前書5章13節〕13 外にある
者は
神これを
審き
給ふ、かの
惡しき
者を
汝らの
中より
退󠄃けよ。
〔テモテ前書3章7節〕7 外の
人にも
令聞ある
者たるべし、
然らずば
誹謗と
惡魔󠄃の
羂とに
陷らん。
これ「見るとき見ゆとも認󠄃めず、聽くとき聞ゆとも悟らず、飜へりて赦さるる事なからん」爲なり』
That seeing they may see, and not perceive; and hearing they may hear, and not understand; lest at any time they should be converted, and their sins should be forgiven them.
That seeing
〔申命記29章4節〕4 然るにヱホバ
今日にいたるまで
汝らの
心をして
悟ることなく
目をして
見ることなく
耳をして
聞ことなからしめたまへり
〔イザヤ書6章9節〕9 ヱホバいひたまはく
徃てこの
民にかくのごとく
吿よ なんぢら
聞てきけよ
然どさとらざるべし
見てみよ
然どしらざるべしと
〔イザヤ書6章10節〕10 なんぢこの
民のこころを
鈍くしその
耳をものうくし その
眼をおほへ
恐らくは
彼らその
眼にて
見その
耳にてきき その
心にてさとり
飜へりて
醫さるることあらん
〔イザヤ書44章18節〕18 これらの
人は
知ことなく
悟ることなし その
眼ふさがりて
見えず その
心とぢてあきらかならず
〔エレミヤ記5章21節〕21 愚にして
了知なく
目あれども
見えず
耳あれども
聞えざる
民よこれをきけ
〔マタイ傳13章14節〕14 斯てイザヤの
預言は、
彼らの
上に
成就す。
曰く、 「なんぢら
聞きて
聞けども
悟らず、
見て
見れども
認󠄃めず。
〔マタイ傳13章15節〕15 此の
民の
心は
鈍く、
耳は
聞くに
懶く、
目は
閉ぢたればなり。 これ
目にて
見、
耳にて
聽き、
心にて
悟り、
飜へりて、
我に
醫さるる
事なからん
爲なり」
〔ルカ傳8章10節〕10 イエス
言ひ
給ふ『なんぢらは
神の
國の
奧義を
知ることを
許されたれど、
他の
者は
譬にてせらる。
彼らの
見て
見ず、
聞きて
悟らぬ
爲なり。
〔ヨハネ傳12章37節〕37 かく
多くの
徴を
人々の
前󠄃におこなひ
給ひたれど、なほ
彼を
信ぜざりき。~
(41) イザヤの
斯く
云へるは、その
榮光を
見し
故にて、イエスに
就きて
語りしなり。 〔ヨハネ傳12章41節〕
〔使徒行傳28章25節〕25 互に
相合はずして
退󠄃かんとしたるに、パウロ
一言を
述󠄃べて
言ふ『
宜なるかな、
聖󠄄靈は
預言者イザヤによりて
汝らの
先祖たちに
語り
給へり。
曰く、~
(27) この
民の
心は
鈍く、
耳は
聞くに
懶く、
目は
閉ぢたればなり。 これ
目にて
見、
耳にて
聞き、
心にて
悟り、
飜へりて
我に
醫さるる
事なからん
爲なり」 〔使徒行傳28章27節〕
〔ロマ書11章8節〕8 『
神は
今日に
至るまで
彼らに
眠れる
心、
見えぬ
目、
聞えぬ
耳を
與へ
給へり』と
錄されたるが
如し。~
(10) その
眼は
眩みて
見えずなれ、
常にその
背を
屈めしめ
給へ』 〔ロマ書11章10節〕
be converted
〔エレミヤ記31章18節〕18 われ
固にエフライムのみづから
歎くをきけり
云く
汝は
我を
懲しめたまふ
我は
軛に
馴ざる
犢のごとくに
懲治を
受たりヱホバよ
汝はわが
神なれば
我を
牽轉したまへ
然ば
我轉るべし~
(20) ヱホバいひたまふエフライムは
我愛するところの
子悅ぶところの
子ならずや
我彼にむかひてかたるごとに
彼を
念はざるを
得ず
是をもて
我膓かれの
爲に
痛む
我必ず
彼を
恤むべし
〔エレミヤ記31章20節〕
〔エゼキエル書18章27節〕27 若惡人その
爲る
惡をはなれて
律法と
公義を
行はばその
靈魂を
生しむることをえん~
(32) 我は
死者の
死を
好まざるなり
然ば
汝ら
悔て
生よ
主ヱホバこれを
言ふ 〔エゼキエル書18章32節〕
〔使徒行傳3章19節〕19 然れば
汝ら
罪を
消󠄃されん
爲に
悔改めて
心を
轉ぜよ。
〔テモテ後書2章25節〕25 逆󠄃ふ
者をば
柔和をもて
戒むべし、
神あるひは
彼らに
悔改むる
心を
賜ひて
眞理を
悟らせ
給はん。
〔ヘブル書6章6節〕6 墮落する
者は、
更にまた
自ら
神の
子を
十字架に
釘けて
肆し
者とする
故に、
再びこれを
悔改に
立返󠄄らすること
能はざるなり。
また言ひ給ふ『なんぢら此の譬を知らぬか、然らば爭でもろもろの譬を知り得んや。
And he said unto them, Know ye not this parable? and how then will ye know all parables?
Know
〔マタイ傳13章52節〕52 また
言ひ
給ふ『この
故に、
天國のことを
敎へられたる
凡ての
學者は、
新しき
物と
舊き
物とをその
倉より
出す
家主のごとし』
〔マタイ傳15章15節〕15 ペテロ
答へて
言ふ『その
譬を
我らに
解き
給へ』~
(17) 凡て
口に
入るものは
腹にゆき、
遂󠄅に
厠に
棄てらるる
事を
悟らぬか。 〔マタイ傳15章17節〕
〔マタイ傳16章8節〕8 イエス
之を
知りて
言ひ
給ふ『ああ
信仰うすき
者よ、
何ぞ《[*]》パン
無きことを
語り
合ふか。[*或は「パンなき故ならんと語り合ふか」と譯す。]
〔マタイ傳16章9節〕9 未だ
悟らぬか、
五つのパンを
五千人に
分󠄃ちて、その
餘を
幾籃ひろひ、
〔マルコ傳7章17節〕17 イエス
群衆を
離れて
家に
入り
給ひしに、
弟子たち
其の
譬を
問ふ。
〔マルコ傳7章18節〕18 彼らに
言ひ
給ふ『なんぢらも
然か
悟なきか、
外より
人に
入る
物の、
人を
汚しえぬを
悟らぬか、
〔ルカ傳24章25節〕25 イエス
言ひ
給ふ『ああ
愚にして
預言者たちの
語りたる
凡てのことを
信ずるに
心鈍き
者よ。
〔コリント前書3章1節〕1 兄弟よ、われ
靈に
屬する
者に
對する
如く
汝らに
語ること
能はず、
反つて
肉に
屬するもの、
即ちキリストに
在る
幼兒に
對する
如く
語れり。
〔コリント前書3章2節〕2 われ
汝らに
乳󠄃のみ
飮ませて
堅き
食󠄃物を
與へざりき。
汝等そのとき
食󠄃ふこと
能はざりし
故なり。
〔ヘブル書5章11節〕11 之に
就きて
我ら
多くの
言ふべき
事あれど、
汝ら
聞くに
鈍くなりたれば
釋き
難し。~
(14) 堅き
食󠄃物は
智力を
練習して
善惡を
辨ふる
成人の
用ふるものなり。 〔ヘブル書5章14節〕
〔ヨハネ黙示録3章19節〕19 凡てわが
愛する
者は、
我これを
戒め、
之を
懲す。この
故に、なんぢ
勵みて
悔改めよ。
播く者は御言を播くなり。
The sower soweth the word.
sower
〔イザヤ書32章20節〕20 なんぢらもろもろの
水のほとりに
種をおろし
牛および
驢馬の
足をはなちおく
者はさいはひなり
〔マタイ傳13章19節〕19 誰にても
天國の
言をききて
悟らぬときは、
惡しき
者きたりて、
其の
心に
播かれたるものを
奪ふ。
路の
傍らに
播かれしとは
斯る
人なり。
the word
〔マルコ傳2章2節〕2 多くの
人あつまり
來り、
門口すら
隙間なき
程なり。イエス
彼らに
御言を
語り
給ふ。
〔コロサイ書1章5節〕5 斯く
聖󠄄徒を
愛するは、
汝らの
爲に
天に
蓄へあるものを
望󠄇むに
因る。この
望󠄇のことは
汝らに
及べる
福音󠄃の
眞の
言によりて
汝らが
曾て
聞きし
所󠄃なり。
〔コロサイ書1章6節〕6 この
福音󠄃は
全󠄃世界にも
及び、
果を
結びて
增々大になれり。
汝らが
神の
恩惠をききて、
眞に
之を
知りし
日より、
汝らの
中に
然りしが
如し。
〔ペテロ前書1章23節〕23 汝らは
朽つる
種に
由らで、
朽つることなき
種、すなはち
神の
活ける
限りなく
保つ
言に
由りて
新に
生れたればなり。~
(25) されど
主の
御言は
永遠󠄄に
保つなり』
汝らに
宣傅へたる
福音󠄃の
言は
即ちこれなり。 〔ペテロ前書1章25節〕
御言の播かれて路の傍らにありとは、斯る人をいふ、即ち聞くとき、直ちにサタン來りて、その播かれたる御言を奪ふなり。
And these are they by the way side, where the word is sown; but when they have heard, Satan cometh immediately, and taketh away the word that was sown in their hearts.
Satan
〔ヨブ記1章6節〕6 或日神の
子等きたりてヱホバの
前󠄃に
立つ サタンも
來りてその
中にあり~
(12) ヱホバ、サタンに
言たまひけるは
視よ
彼の
一切の
所󠄃有物を
汝の
手に
任す
唯かれの
身に
汝の
手をつくる
勿れ サタンすなはちヱホバの
前󠄃よりいでゆけり
〔ヨブ記1章12節〕
〔ゼカリヤ書3章1節〕1 彼祭司の
長ヨシユアがヱホバの
使の
前󠄃に
立ちサタンのその
右に
立てこれに
敵しをるを
我に
見す
〔マタイ傳13章19節〕19 誰にても
天國の
言をききて
悟らぬときは、
惡しき
者きたりて、
其の
心に
播かれたるものを
奪ふ。
路の
傍らに
播かれしとは
斯る
人なり。
〔使徒行傳5章3節〕3 爰にペテロ
言ふ『アナニヤよ、
何故なんぢの
心サタンに
滿ち、
聖󠄄靈に
對し
詐りて、
地所󠄃の
價の
幾分󠄃を
匿したるぞ。
〔コリント後書4章4節〕4 この
世の
神は
此等の
不信者の
心を
暗󠄃まして
神の
像なるキリストの
榮光の
福音󠄃の
光を
照さざらしめたり。
〔テサロニケ後書2章9節〕9 彼はサタンの
活動に
從ひて
來り、もろもろの
虛僞なる
力と
徴と
不思議と、
〔ペテロ前書5章8節〕8 愼みて
目を
覺しをれ、
汝らの
仇なる
惡魔󠄃、ほゆる
獅子のごとく
歷迴りて
呑むべきものを
尋󠄃ぬ。
〔ヨハネ黙示録12章9節〕9 かの
大なる
龍󠄇、すなはち
惡魔󠄃と
呼ばれ、サタンと
呼ばれたる
全󠄃世界をまどはす
古き
蛇は
落され、
地に
落され、その
使たちも
共に
落されたり。
〔ヨハネ黙示録20章2節〕2 彼は
龍󠄇、すなわち
惡魔󠄃たりサタンたる
古き
蛇を
捕へて、
之を
千年のあひだ
繋ぎおき、
〔ヨハネ黙示録20章3節〕3 底なき
所󠄃に
投げ
入れ
閉ぢ
込󠄃めて、その
上に
封印し、
千年の
終󠄃るまでは
諸國の
民を
惑すこと
勿らしむ。その
後、
暫時のあひだ
解き
放さるべし。
〔ヨハネ黙示録20章10節〕10 彼らを
惑したる
惡魔󠄃は、
火と
硫黄との
池に
投げ
入れられたり。ここは
獸も
僞預言者もまた
居る
所󠄃にして、
彼らは
世々限りなく
晝も
夜も
苦しめらるべし。
these
〔創世記19章14節〕14 ロト
出て
其女を
娶る
婿等に
吿て
言けるはヱホバが
邑を
滅したまふべければ
爾等起󠄃て
此處を
出よと
然ど
婿等は
之を
戲言と
視爲り
〔イザヤ書53章1節〕1 われらが
宣るところを
信ぜしものは
誰ぞや ヱホバの
手はたれにあらはれしや
〔マタイ傳22章5節〕5 然るに
人々顧󠄃みずして、
或者は
己が
畑に、
或者は
己が
商賣に
徃けり。
〔マルコ傳4章4節〕4 播くとき、
路の
傍らに
落ちし
種あり、
鳥きたりて
啄む。
〔ルカ傳8章12節〕12 路の
傍らなるは、
聽きたるのち、
惡魔󠄃きたり、
信じて
救はるる
事のなからんために
御言をその
心より
奪ふ
所󠄃の
人なり。
〔ルカ傳14章18節〕18 皆ひとしく
辭りはじむ。
初の
者いふ「われ
田地を
買へり。
徃きて
見ざるを
得ず。
請󠄃ふ、
許されんことを」
〔ルカ傳14章19節〕19 他の
者いふ「われ
五耜の
牛を
買へり、
之を
驗すために
徃くなり。
請󠄃ふ、
許されんことを」
〔使徒行傳17章18節〕18 斯てエピクロス
派、
並にストア
派の
哲學者數人これと
論じあひ、
或者らは
言ふ『この
囀る
者なにを
言はんとするか』
或者らは
言ふ『かれは
異なる
神々を
傳ふる
者の
如し』
是はパウロがイエスと
復活とを
宣べたる
故なり。~
(20) なんぢ
異なる
事を
我らの
耳に
入るるが
故に、
我らその
何事たるを
知らんと
思ふなり』 〔使徒行傳17章20節〕
〔使徒行傳17章32節〕32 人々、
死人の
復活をききて、
或者は
嘲笑ひしが、
或者は『われら
復この
事を
汝に
聞かん』と
言へり。
〔使徒行傳18章14節〕14 パウロ
口を
開かんとせしに、ガリオ、ユダヤ
人に
言ふ『ユダヤ
人よ、
不正または
奸惡の
事ならば、
我が
汝らに
聽くは
道󠄃理なれど、~
(17) 爰に
人々みな
會堂司ソステネを
執へ、
審判󠄄の
座の
前󠄃にて
打ち
抃きたり。ガリオは
凡て
此らの
事を
意󠄃とせざりき。
〔使徒行傳18章17節〕
〔使徒行傳25章19節〕19 ただ
己らの
宗敎、またはイエスと
云ふ
者の
死にたるを
活きたりとパウロが
主張するなどに
關する
問題のみなれば、
〔使徒行傳25章20節〕20 斯る
審理には
我も
當惑せし
故、かの
人に、なんぢエルサレムに
徃き
彼處にて
審かるる
事を
好むかと
問ひしに、
〔使徒行傳26章31節〕31 退󠄃きてのち
相語りて
言ふ『この
人は
死罪または
縲絏に
當るべき
事をなさず』
〔使徒行傳26章32節〕32 アグリッパ、フェストに
言ふ『この
人カイザルに
上訴せざりしならば
釋さるべかりしなり』
〔ヘブル書2章1節〕1 この
故に
我ら
聞きし
所󠄃をいよいよ
篤く
愼むべし、
恐らくは
流れ
過󠄃ぐる
事あらん。
〔ヘブル書12章16節〕16 恐らくは
淫行のもの、
或は
一飯のために
長子の
特權を
賣りしエサウの
如き
妄なるもの
起󠄃らん。
同じく播かれて磽地にありとは、斯る人をいふ、即ち御言をききて、直ちに喜び受くれども、
And these are they likewise which are sown on stony ground; who, when they have heard the word, immediately receive it with gladness;
which
〔エゼキエル書33章31節〕31 彼ら
民の
集會のごとくに
汝に
來り
吾民のごとくに
汝の
前󠄃に
坐して
汝の
言を
聞ん
然ども
之を
行はじ
彼らは
口に
悅ばしきところの
事をなし
其心は
利にしたがふなり
〔エゼキエル書33章32節〕32 彼等には
汝悅ばしき
歌美しき
聲美く
奏る
者のごとし
彼ら
汝の
言を
聞ん
然ど
之をおこなはじ
〔マタイ傳8章19節〕19 一人の
學者きたりて
言ふ『
師よ
何處にゆき
給ふとも、
我は
從はん』
〔マタイ傳8章20節〕20 イエス
言ひたまふ『
狐は
穴󠄄あり、
空󠄃の
鳥は
塒あり、
然れど
人の
子は
枕する
所󠄃なし』
〔マタイ傳13章21節〕21 己に
根なければ
暫し
耐ふるのみにて、
御言のために
艱難あるひは
迫󠄃害󠄅の
起󠄃るときは、
直ちに
躓くものなり。
〔マルコ傳6章20節〕20 それはヘロデ、ヨハネの
義にして
聖󠄄なる
人たるを
知りて、
之を
畏れ、
之を
護り、
且その
敎をききて、
大に
惱みつつも、なほ
喜びて
聽きたる
故なり。
〔マルコ傳10章17節〕17 イエス
途󠄃に
出で
給ひしに、
一人はしり
來り
跪づきて
問ふ『
善き
師よ、
永遠󠄄の
生命を
嗣ぐためには、
我なにを
爲すべきか』~
(22) この
言によりて、
彼は
憂を
催し、
悲しみつつ
去りぬ、
大なる
資產をもてる
故なり。
〔マルコ傳10章22節〕
〔ルカ傳8章13節〕13 岩の
上なるは
聽きて
御言を
喜び
受くれども、
根なければ、
暫く
信じて
嘗試のときに
退󠄃く
所󠄃の
人なり。
〔ヨハネ傳5章35節〕35 かれは
燃えて
輝く
燈火なりしが、
汝等その
光にありて
暫時よろこぶ
事をせり。
〔使徒行傳8章13節〕13 シモンも
亦みづから
信じ、バプテスマを
受けて、
常にピリポと
偕に
居り、その
行ふ
徴と、
大なる
能力とを
見て
驚けり。
〔使徒行傳8章18節〕18 使徒たちの
按手によりて
其の
御靈を
與へられしを
見て、シモン
金を
持ち
來りて
言ふ、~
(21) なんぢは
此の
事に
關係なく
干與なし、なんぢの
心、
神の
前󠄃に
正しからず。 〔使徒行傳8章21節〕
〔使徒行傳24章25節〕25 パウロが
正義と
節制と
來らんとする
審判󠄄とにつきて
論じたる
時、ペリクス
懼れて
答ふ『
今は
去れ、よき
機を
得てまた
招かん』
〔使徒行傳24章26節〕26 斯てパウロより
金を
與へられんことを
望󠄇みて
尙しばしば
彼を
呼びよせては
語れり。
〔使徒行傳26章28節〕28 アグリッパ、パウロに
言ふ『なんぢ
説くこと
僅にして
我をキリステアンたらしめんと
爲るか』
その中に根なければ、ただ暫し保つのみ、御言のために、患難また迫󠄃害󠄅にあふ時は、直ちに躓くなり。
And have no root in themselves, and so endure but for a time: afterward, when affliction or persecution ariseth for the word's sake, immediately they are offended.
have
〔ヨブ記19章28節〕28 なんぢら
若われら
如何に
彼を
攻んかと
言ひ また
事の
根われに
在りと
言ば
〔ヨブ記27章8節〕8 邪曲なる
者もし
神に
絕れその
魂神を
脱とらるるに
於ては
何の
望󠄇かあらん~
(10) かれ
全󠄃能者を
喜こばんや
常に
神を
龥んや 〔ヨブ記27章10節〕
〔マタイ傳12章31節〕31 この
故に
汝らに
吿ぐ、
人の
凡ての
罪と
瀆とは
赦されん、されど
御靈を
瀆すことは
赦されじ。
〔マルコ傳4章5節〕5 土うすき
磽地に
落ちし
種あり、
土深からぬによりて、
速󠄃かに
萠え
出でたれど、
〔ルカ傳12章10節〕10 凡そ
言をもて
人の
子に
逆󠄃ふ
者は
赦されん。
然れど
聖󠄄靈を
瀆すものは
赦されじ。
〔ヨハネ傳8章31節〕31 爰にイエス
己を
信じたるユダヤ
人に
言ひたまふ『
汝等もし
常に
我が
言に
居らば、
眞にわが
弟子なり。
〔ヨハネ傳15章2節〕2 おほよそ
我にありて
果を
結ばぬ
枝は、
父󠄃これを
除き、
果を
結ぶものは、いよいよ
果を
結ばせん
爲に
之を
潔󠄄めたまふ。~
(7) 汝等もし
我に
居り、わが
言なんぢらに
居らば、
何にても
望󠄇に
隨ひて
求めよ、
然らば
成らん。 〔ヨハネ傳15章7節〕
〔テモテ後書1章15節〕15 アジヤに
居る
者みな
我を
棄てしは、
汝の
知る
所󠄃なり、その
中にフゲロとヘルモゲネとあり。
〔テモテ後書2章17節〕17 その
言は
脫󠄁疽のごとく
腐れひろがるべし、ヒメナオとピレトとは
斯のごとき
者の
中にあり。
〔テモテ後書2章18節〕18 彼らは
眞理より
外れ、
復活ははや
過󠄃ぎたりと
云ひて
或人々の
信仰を
覆へすなり。
〔テモテ後書4章10節〕10 デマスは
此の
世を
愛し、
我を
棄ててテサロニケに
徃き、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに
徃きて、
〔ヨハネ第一書2章19節〕19 彼らは
我等より
出でゆきたれど、
固より
我等のものに
非ざりき。
我らの
屬ならば、
我らと
共に
留りしならん。
然れど、その
出でゆきしは、
皆われらの
屬ならぬことの
顯れん
爲なり。
when
〔マタイ傳13章21節〕21 己に
根なければ
暫し
耐ふるのみにて、
御言のために
艱難あるひは
迫󠄃害󠄅の
起󠄃るときは、
直ちに
躓くものなり。
〔マタイ傳24章9節〕9 そのとき
人々なんぢらを
患難に
付し、また
殺さん、
汝等わが
名の
爲に、もろもろの
國人に
憎まれん。
〔コリント前書10章13節〕13 汝らが
遭󠄃ひし
試煉は
人の
常ならぬはなし。
神は
眞實なれば、
汝らを
耐へ
忍󠄄ぶこと
能はぬほどの
試煉に
遭󠄃はせ
給はず。
汝らが
試煉を
耐へ
忍󠄄ぶことを
得んために、
之と
共に
遁るべき
道󠄃を
備へ
給はん。
〔ガラテヤ書6章12節〕12 凡そ
肉において
美しき
外觀をなさんと
欲する
者は、
汝らに
割󠄅禮を
强ふ。これ
唯キリストの
十字架の
故によりて
責められざらん
爲のみ。
〔テサロニケ前書3章3節〕3 この
患難によりて
動かさるる
者の
無からん
爲なり。
患難に
遭󠄃ふことの
我らに
定りたるは、
汝等みづから
知る
所󠄃なり。~
(5) この
故に
最早われ
忍󠄄ぶこと
能はず、
試むる
者の
汝らを
試みて、
我らの
勞の
空󠄃しくならんことを
恐れ、なんぢらの
信仰を
知らんとて
人を
遣󠄃せり。 〔テサロニケ前書3章5節〕
〔テモテ後書4章16節〕16 わが
始の
辯明のとき
誰も
我を
助けず、みな
我を
棄てたり、
願くはこの
罪の
彼らに
歸せざらんことを。
〔ヘブル書10章29節〕29 まして
神の
子を
蹈みつけ、
己が
潔󠄄められし
契󠄅約の
血を
潔󠄄からずとなし、
恩惠の
御靈を
侮る
者の
受くべき
罰の
重きこと
如何許とおもふか。
〔ヨハネ黙示録2章10節〕10 なんぢ
受けんとする
苦難を
懼るな、
視よ、
惡魔󠄃なんぢらを
試みんとて、
汝らの
中の
或者を
獄に
入れんとす。
汝ら
十日のあひだ
患難を
受けん、なんぢ
死に
至るまで
忠實なれ、
然らば
我なんぢに
生命の
冠冕を
與へん。
〔ヨハネ黙示録2章13節〕13 われ
汝の
住󠄃むところを
知る、
彼處にはサタンの
座位あり、
汝わが
名を
保ち、わが
忠實なる
證人アンテパスが、
汝等のうち
即ちサタンの
住󠄃む
所󠄃にて
殺されし
時も、なほ
我を
信ずる
信仰を
棄てざりき。
また播かれて茨の中にありとは、斯る人をいふ、
And these are they which are sown among thorns; such as hear the word,
(Whole verse)
〔エレミヤ記4章3節〕3 ヱホバ、ユダとヱルサレムの
人々にかくいひ
給ふ
汝等の
新田を
耕せ
荊棘の
中に
種くなかれ。
〔マタイ傳13章22節〕22 茨の
中に
播かれしとは、
御言をきけども、
世の
心勞と
財貨の
惑とに、
御言を
塞がれて
實らぬものなり。
〔マルコ傳4章7節〕7 茨の
中に
落ちし
種あり、
茨そだち
塞ぎたれば、
實を
結ばず。
〔ルカ傳8章14節〕14 茨の
中に
落ちしは、
聽きてのち。
過󠄃ぐるほどに
世の
心勞と
財貨と
快樂とに
塞がれて
實らぬ
所󠄃の
人なり。
即ち御言をきけど、世の心勞、財貨の惑、さまざまの慾いりきたり、御言を塞ぐによりて、遂󠄅に實らざるなり。
And the cares of this world, and the deceitfulness of riches, and the lusts of other things entering in, choke the word, and it becometh unfruitful.
and the lusts
〔ペテロ前書4章2節〕2 これ
今よりのち、
人の
慾に
從はず、
神の
御意󠄃に
從ひて
肉體に
寓れる
殘の
時を
過󠄃さん
爲なり。
〔ペテロ前書4章3節〕3 なんぢら
過󠄃ぎにし
日は、
異邦人の
好む
所󠄃をおこなひ、
好色・
慾情󠄃・
酩酊・
宴樂・
暴飮・
律法にかなはぬ
偶像崇拜に
步みて、もはや
足れり。
〔ヨハネ第一書2章15節〕15 なんぢら
世をも
世にある
物をも
愛すな。
人もし
世を
愛せば、
御父󠄃を
愛する
愛その
衷になし。~
(17) 世と
世の
慾とは
過󠄃ぎ
徃く、
然れど
神の
御意󠄃をおこなふ
者は
永遠󠄄に
在るなり。
〔ヨハネ第一書2章17節〕
the cares
〔ルカ傳10章41節〕41 主、
答へて
言ひ
給ふ『マルタよ、マルタよ、
汝さまざまの
事により、
思ひ
煩ひて
心勞す。
〔ルカ傳12章17節〕17 心の
中に
議りて
言ふ「われ
如何にせん、
我が
作物を
藏めおく
處なし」~
(21) 己のために
財を
貯へ、
神に
對して
富まぬ
者は、
斯のごとし』
〔ルカ傳12章21節〕
〔ルカ傳12章29節〕29 なんぢら
何を
食󠄃ひ、
何を
飮まんと
求むな、また
心を
動かすな。
〔ルカ傳12章30節〕30 是みな
世の
異邦人の
切に
求むる
所󠄃なれど、
汝らの
父󠄃は
此等の
物の、なんぢらに
必要󠄃なるを
知り
給へばなり。
〔ルカ傳14章18節〕18 皆ひとしく
辭りはじむ。
初の
者いふ「われ
田地を
買へり。
徃きて
見ざるを
得ず。
請󠄃ふ、
許されんことを」~
(20) また
他も
者いふ「われ
妻を
娶れり、
此の
故に
徃くこと
能はず」 〔ルカ傳14章20節〕
〔ルカ傳21章34節〕34 汝等みづから
心せよ、
恐らくは
飮食󠄃にふけり、
世の
煩勞にまとはれて
心鈍り、
思ひがけぬ
時、かの
日羂のごとく
來らん。
〔ピリピ書4章6節〕6 何事をも
思ひ
煩ふな、ただ
事ごとに
祈をなし、
願をなし、
感謝して
汝らの
求を
神に
吿げよ。
〔テモテ後書4章10節〕10 デマスは
此の
世を
愛し、
我を
棄ててテサロニケに
徃き、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに
徃きて、
the deceitfulness
〔箴言23章5節〕5 なんぢ
虛しきに
歸すべき
者に
目をとむるか
富はかならず
自ら
翅を
生じて
鷲のごとく
天に
飛さらん
〔傳道之書4章8節〕8 茲に
人あり
只獨にして
伴󠄃侶もなく
子もなく
兄弟もなし
然るにその
勞苦は
都て
窮なくの
目は
富に
飽󠄄ことなし
彼また
言ず
嗚呼我は
誰がために
勞するや
何とて
我は
心を
樂ませざるやと
是もまた
空󠄃にして
勞力の
苦き
者なり
〔傳道之書5章10節〕10 銀を
好む
者は
銀に
飽󠄄こと
無し
豐富ならんことを
好む
者は
得るところ
有らず
是また
空󠄃なり~
(16) 人は
全󠄃くその
來りしごとくにまた
去ゆかざるを
得ず
是また
患の
大なる
者なり
抑風を
追󠄃て
勞する
者何の
益をうること
有んや 〔傳道之書5章16節〕
〔テモテ前書6章9節〕9 然れど
富まんと
欲する
者は、
誘惑と
羂また
人を
滅亡と
沈淪とに
溺す
愚にして
害󠄅ある
各樣の
慾に
陷るなり。
〔テモテ前書6章10節〕10 それ
金を
愛するは
諸般の
惡しき
事の
根なり、
或る
人々これを
慕ひて
信仰より
迷󠄃ひ、さまざまの
痛をもて
自ら
己を
刺しとほせり。
〔テモテ前書6章17節〕17 汝この
世の
富める
者に
命ぜよ。
高ぶりたる
思をもたず、
定めなき
富を
恃ずして、
唯われらを
樂ませんとて
萬の
物を
豐に
賜ふ
神に
依賴み、
unfruitful
〔イザヤ書5章2節〕2 彼その
園をすきかへし
石をのぞきて
嘉ぶだうをうゑ そのなかに
望󠄇樓をたて
酒榨をほりて
嘉葡萄のむすぶを
望󠄇みまてり
然るに
結びたるものは
野葡萄なりき
〔イザヤ書5章4節〕4 わが
葡萄園にわれの
作たるほか
何のなすべき
事ありや
我はよきぶだうの
結ぶをのぞみまちしに
何なれば
野葡萄をむすびしや
〔マタイ傳3章10節〕10 斧ははや
樹の
根に
置かる。されば
凡て
善き
果を
結ばぬ
樹は、
伐られて
火に
投げ
入れらるべし。
〔ヨハネ傳15章2節〕2 おほよそ
我にありて
果を
結ばぬ
枝は、
父󠄃これを
除き、
果を
結ぶものは、いよいよ
果を
結ばせん
爲に
之を
潔󠄄めたまふ。
〔ヘブル書6章7節〕7 それ
地しばしば
其の
上に
降る
雨を
吸入れて、
耕す
者の
益となるべき
作物を
生ぜば、
神より
祝福を
受く。
〔ヘブル書6章8節〕8 されど
茨と
薊とを
生ぜば、
棄てられ、かつ
詛に
近󠄃く、その
果ては
焚かるるなり。
〔ペテロ後書1章8節〕8 此等のもの
汝らの
衷にありて
彌增すときは、
汝等われらの
主イエス・キリストを
知るに
怠ることなく、
實を
結ばぬこと
無きに
至らん。
〔ユダ書1章12節〕12 彼らは
汝らと
共に
宴席に
與り、その
愛餐󠄃の
暗󠄃礁たり、
憚らずして
自己をやしなふ
牧者、
風に
逐󠄃はるる
水なき
雲、
枯れて
又󠄂かれ、
根より
拔かれたる
果なき
秋の
木、
播かれて良き地にありとは、斯る人をいふ、即ち御言を聽きて受け、三十倍、六十倍、百倍の實を結ぶなり』
And these are they which are sown on good ground; such as hear the word, and receive it, and bring forth fruit, some thirtyfold, some sixty, and some an hundred.
an hundred
〔創世記26章12節〕12 イサク
彼地に
種播て
其年に
百倍を
獲たりヱホバ
彼を
祝みたまふ
which
〔マタイ傳13章23節〕23 良き
地に
播かれしとは、
御言をききて
悟り、
實を
結びて、
或は
百倍、あるひは
六十倍、あるひは
三十倍に
至るものなり』
〔マルコ傳4章8節〕8 良き
地に
落ちし
種あり、
生え
出でて
茂り、
實を
結ぶこと、
三十倍、
六十倍、
百倍せり』
〔ルカ傳8章15節〕15 良き
地なるは、
御言を
聽き、
正しく
善き
心にて
之を
守り、
忍󠄄びて
實を
結ぶ
所󠄃の
人なり。
〔ヨハネ傳15章4節〕4 我に
居れ、《[*]》さらば
我なんぢらに
居らん。
枝もし
樹に
居らずば、
自ら
果を
結ぶこと
能はぬごとく、
汝らも
我に
居らずば
亦然り。[*或は「また我を汝らに居らしめよ」と譯す。]
〔ヨハネ傳15章5節〕5 我は
葡萄の
樹、なんぢらは
枝なり。
人もし
我にをり、
我また
彼にをらば、
多くの
果を
結ぶべし。
汝ら
我を
離るれば、
何事をも
爲し
能はず。
〔ロマ書7章4節〕4 わが
兄弟よ、
斯のごとく
汝等もキリストの
體により
律法に
就きて
死にたり。これ
他の
者、
即ち
死人の
中より
甦へらせられ
給ひし
者に
適󠄄き、
神のために
實を
結ばん
爲なり。
〔ガラテヤ書5章22節〕22 然れど
御靈の
果は
愛・
喜悅・
平󠄃和・
寛容・
仁慈・
善良・
忠信・
〔ピリピ書1章11節〕11 イエス・キリストによる
義の
果を
充して、
神の
榮光と
譽とを
顯さん
事を。
〔コロサイ書1章10節〕10 凡てのこと
主を
悅ばせんが
爲に、その
御意󠄃に
從ひて
步み、
凡ての
善き
業によりて
果を
結び、いよいよ
神を
知り、
〔テサロニケ前書4章1節〕1 されば
兄弟よ、
終󠄃に
我ら
主イエスによりて
汝らに
求め、かつ
勸む。なんぢら
如何に
步みて
神を
悅ばすべきかを
我等より
學びし
如く、また
步みをる
如くに
增々進󠄃まんことを。
〔ペテロ後書1章8節〕8 此等のもの
汝らの
衷にありて
彌增すときは、
汝等われらの
主イエス・キリストを
知るに
怠ることなく、
實を
結ばぬこと
無きに
至らん。
また言ひたまふ『升のした、寢臺の下におかんとて、燈火をもち來るか、燈臺の上におく爲ならずや。
And he said unto them, Is a candle brought to be put under a bushel, or under a bed? and not to be set on a candlestick?
Is a
〔イザヤ書60章1節〕1 起󠄃よひかりを
發て なんぢの
光きたりヱホバの
榮光なんぢのうへに
照出たればなり~
(3) もろもろの
國はなんぢの
光にゆき もろもろの
王はてり
出るなんぢが
光輝にゆかん
〔イザヤ書60章3節〕
〔マタイ傳5章15節〕15 また
人は
燈火をともして
升の
下におかず、
燈臺の
上におく。
斯て
燈火は
家にある
凡ての
物を
照すなり。
〔ルカ傳8章16節〕16 誰も
燈火をともし
器にて
覆ひ、または
寢臺の
下におく
者なし、
入り
來る
者のその
光を
見んために
之を
燈臺の
上に
置くなり。
〔ルカ傳11章33節〕33 誰も
燈火をともして、
穴󠄄藏の
中または
升の
下におく
者なし。
入り
來る
者の
光を
見んために、
燈臺の
上に
置くなり。
〔エペソ書5章3節〕3 聖󠄄徒たるに
適󠄄ふごとく、
淫行、もろもろの
汚穢、また
慳貪を
汝らの
間にて
稱ふる
事だに
爲な。~
(15) されば
愼みてその
步むところに
心せよ、
智からぬ
者の
如くせず、
智き
者の
如くし、 〔エペソ書5章15節〕
〔ピリピ書2章15節〕15 是なんぢら
責むべき
所󠄃なく
素直にして
此の
曲れる
邪惡なる
時代に
在りて
神の
瑕なき
子とならん
爲なり。
汝らは
生命の
言を
保ちて、
世の
光のごとく
此の
時代に
輝く。
〔ピリピ書2章16節〕16 斯て
我が
走りしところ、
勞せしところ、
空󠄃しからず、キリストの
日に、われ
誇ることを
得ん。
bushel
〔マタイ傳5章15節〕15 また
人は
燈火をともして
升の
下におかず、
燈臺の
上におく。
斯て
燈火は
家にある
凡ての
物を
照すなり。
それ顯るる爲ならで、隱るるものなく、明かにせらるる爲ならで、祕めらるるものなし。
For there is nothing hid, which shall not be manifested; neither was any thing kept secret, but that it should come abroad.
(Whole verse)
〔詩篇40章9節〕9 われ
大なる
會にて
義をつげしめせり
視よわれ
口唇をとぢず ヱホバよなんぢ
之をしりたまふ
〔詩篇40章10節〕10 われなんぢの
義をわが
心のうちにひめおかず なんぢの
眞實となんぢの
拯救とをのべつたへたり
我なんぢの
仁慈となんぢの
眞理とをおほいなる
會にかくさざりき
〔詩篇78章2節〕2 われ
口をひらきて
譬喩をまうけ いにしへの
玄幽なる
語をかたりいでん~
(4) われら
之をその
子孫にかくさずヱホバのもろもろの
頌美と
能力とそのなしたまへる
奇しき
事跡とをきたらんとする
世につげん 〔詩篇78章4節〕
〔傳道之書12章14節〕14 神は
一切の
行爲ならびに
一切の
隱れたる
事を
善惡ともに
審判󠄄たまふなり
〔マタイ傳10章26節〕26 この
故に、
彼らを
懼るな。
蔽はれたるものに
露れぬはなく、
隱れたるものに
知られぬは
無ければなり。
〔マタイ傳10章27節〕27 暗󠄃黑にて
我が
吿ぐることを
光明にて
言へ。
耳をあてて
聽くことを
屋の
上にて
宣べよ。
〔ルカ傳8章17節〕17 それ
隱れたるものの
顯れぬはなく、
祕めたるものの
知られぬはなく、
明かにならぬはなし。
〔ルカ傳12章2節〕2 蔽はれたるものに
露れぬはなく、
隱れたるものに
知られぬはなし。
〔ルカ傳12章3節〕3 この
故に
汝らが
暗󠄃きにて
言ふことは、
明るきにて
聞え、
部屋の
內にて
耳によりて
語りしことは、
屋の
上にて
宣べらるべし。
〔コリント前書4章5節〕5 然れば
主の
來り
給ふまでは
時に
先だちて
審判󠄄すな。
主は
暗󠄃にある
隱れたる
事を
明かにし、
心の
謀計をあらはし
給はん。その
時おのおの
神より
其の
譽を
得べし。
〔ヨハネ第一書1章1節〕1 太初より
有りし
所󠄃のもの、
我らが
聞きしところ、
目にて
見し
所󠄃、つらつら
視て
手觸りし
所󠄃のもの、
即ち
生命の
言につきて、~
(3) 我らの
見しところ、
聞きし
所󠄃を
汝らに
吿ぐ、これ
汝等をも
我らの
交際に
與らしめん
爲なり。
我らは
父󠄃および
其の
子イエス・キリストの
交際に
與るなり。 〔ヨハネ第一書1章3節〕
聽く耳ある者は聽くべし』
If any man have ears to hear, let him hear.
(Whole verse)
〔ヨハネ黙示録2章7節〕7 耳ある
者は
御靈の
諸敎會に
言ひ
給ふことを
聽くべし、
勝󠄃を
得る
者には、われ
神のパラダイスに
在る
生命の
樹の
實を
食󠄃ふことを
許さん」
〔ヨハネ黙示録2章11節〕11 耳ある
者は
御靈の
諸敎會に
言ひ
給ふことを
聽くべし。
勝󠄃を
得るものは
第二の
死に
害󠄅はるることなし」
〔ヨハネ黙示録2章17節〕17 耳ある
者は
御靈の
諸敎會に
言ひ
給ふことを
聽くべし、
勝󠄃を
得る
者には
我かくれたるマナを
與へん、また
受くる
者の
外、たれも
知らざる
新しき
名を
錄したる
白き
石を
與へん」
また言ひ給ふ『なんぢら聽くことに心せよ、汝らが量る量にて量られ、更に增し加へらるべし。
And he said unto them, Take heed what ye hear: with what measure ye mete, it shall be measured to you: and unto you that hear shall more be given.
Take
〔ルカ傳8章18節〕18 然れば
汝ら
聽くこと
如何にと
心せよ、
誰にても
有てる
人は、なほ
與へられ、
有たぬ
人は、その
有てりと
思ふ
物をも
取らるべし』
〔使徒行傳17章11節〕11 此處の
人々はテサロニケに
居る
人よりも
善良にして
心より
御言をうけ、この
事正しく
然るか
然らぬか
日々聖󠄄書をしらぶ。
〔ヘブル書2章1節〕1 この
故に
我ら
聞きし
所󠄃をいよいよ
篤く
愼むべし、
恐らくは
流れ
過󠄃ぐる
事あらん。
〔ペテロ前書2章2節〕2 いま
生れし
嬰兒のごとく
靈の
眞の
乳󠄃を
慕へ、
之により
育ちて
救に
至らん
爲なり。
〔ペテロ後書2章1節〕1 されど
民のうちに
僞預言者おこりき、その
如く
汝らの
中にも
僞敎師あらん。
彼らは
滅亡にいたる
異端を
持ち
入れ、
己らを
買ひ
給ひし
主をさへ
否みて
速󠄃かなる
滅亡を
自ら
招くなり。~
(3) 彼らは
貪慾によりて
飾󠄃言を
設け、
汝等より
利をとらん。
彼らの
審判󠄄は
古へより
定められたれば
遲からず、その
滅亡は
寢ねず。 〔ペテロ後書2章3節〕
〔ヨハネ第一書4章1節〕1 愛する
者よ、
凡ての
靈を
信ずな、その
靈の
神より
出づるか
否かを
試みよ。
多くの
僞預言者、
世に
出でたればなり。
hear
〔イザヤ書55章3節〕3 耳をかたぶけ
我にきたりてきけ
汝等のたましひは
活べし われ
亦なんぢらととこしへの
契󠄅約をなしてダビデに
約せし
變らざる
惠をあたへん
〔マルコ傳9章7節〕7 斯て
雲おこり、
彼らを
覆ふ。
雲より
聲出づ『これは
我が
愛しむ
子なり、
汝ら
之に
聽け』
〔ヨハネ傳5章25節〕25 誠にまことに
汝らに
吿ぐ、
死にし
人、
神の
子の
聲をきく
時きたらん、
今すでに
來れり、
而して
聞く
人は
活くべし。
〔ヨハネ傳10章16節〕16 我には
亦この
檻のものならぬ
他の
羊あり、
之をも
導󠄃かざるを
得ず、
彼らは
我が
聲をきかん、
遂󠄅に
一つの
群ひとりの
牧者となるべし。
with
〔マタイ傳7章2節〕2 己がさばく
審判󠄄にて
己もさばかれ、
己がはかる
量にて
己も
量らるべし。
〔ルカ傳6章37節〕37 人を
審くな、
然らば
汝らも
審かるる
事あらじ。
人を
罪に
定むな、
然らば
汝らも
罪に
定めらるる
事あらじ。
人を
赦せ、
然らば
汝らも
赦されん。
〔ルカ傳6章38節〕38 人に
與へよ、
然らば
汝らも
與へられん。
人は
量をよくし、
押し
入れ、
搖り
入れ
溢󠄃るるまでにして、
汝らの
懷中に
入れん。
汝等おのが
量る
量にて
量らるべし』
それ有てる人は、なほ與へられ、有たぬ人は、有てる物をも取らるべし』
For he that hath, to him shall be given: and he that hath not, from him shall be taken even that which he hath.
(Whole verse)
〔マタイ傳13章12節〕12 それ
誰にても、
有てる
人は
與へられて
愈々豐ならん。
然れど
有たぬ
人は、その
有てる
物をも
取らるべし。
〔マタイ傳25章29節〕29 すべて
有てる
人は、
與へられて
愈々豐ならん。
然れど
有たぬ
者は、その
有てる
物をも
取らるべし。
〔ルカ傳8章18節〕18 然れば
汝ら
聽くこと
如何にと
心せよ、
誰にても
有てる
人は、なほ
與へられ、
有たぬ
人は、その
有てりと
思ふ
物をも
取らるべし』
〔ルカ傳16章9節〕9 われ
汝らに
吿ぐ、
不義の
富をもて、
己がために
友をつくれ。さらば
富の
失する
時、その
友なんぢらを
永遠󠄄の
住󠄃居に
迎󠄃へん。~
(12) また
汝等もし
人のものに
忠ならずば、
誰か
汝等のものを
汝らに
與ふべき。 〔ルカ傳16章12節〕
〔ルカ傳19章24節〕24 斯て
傍らに
立つ
者どもに
言ふ「かれの
一ミナを
取りて
十ミナを
有てる
人に
付せ」~
(26) 「われ
汝らに
吿ぐ、
凡て
有てる
人はなほ
與へられ、
有たぬ
人は
有てるものをも
取らるべし。 〔ルカ傳19章26節〕
〔ヨハネ傳15章2節〕2 おほよそ
我にありて
果を
結ばぬ
枝は、
父󠄃これを
除き、
果を
結ぶものは、いよいよ
果を
結ばせん
爲に
之を
潔󠄄めたまふ。
また言ひたまふ『神の國は、或人、たねを地に播くが如し、
And he said, So is the kingdom of God, as if a man should cast seed into the ground;
So
〔マタイ傳4章17節〕17 この
時よりイエス
敎を
宣べはじめて
言ひ
給ふ『なんぢら
悔改めよ、
天國は
近󠄃づきたり』
〔マタイ傳13章11節〕11 答へて
言ひ
給ふ『なんぢらは
天國の
奧義を
知ることを
許されたれど、
彼らは
許されず。
〔マタイ傳13章31節〕31 また
他の
譬を
示して
言ひたまふ『
天國は
一粒の
芥種のごとし、
人これを
取りてその
畑に
播くときは、
〔マタイ傳13章33節〕33 また
他の
譬を
語りたまふ『
天國はパンだねのごとし、
女これを
取りて、
三斗の
粉の
中に
入るれば、
悉く
脹れいだすなり』
〔ルカ傳13章18節〕18 斯てイエス
言ひたまふ『
神の
國は
何に
似たるか、
我これを
何に
擬へん、
as
〔箴言11章18節〕18 惡者の
獲る
報はむなしく
義を
播くものの
得る
報賞は
確し
〔傳道之書11章4節〕4 風を
伺ふ
者は
種播ことを
得ず
雲を
望󠄇む
者は
刈ことを
得ず
〔傳道之書11章6節〕6 汝朝󠄃に
種を
播け
夕にも
手を
歇るなかれ
其はその
實る
者は
此なるか
彼なるか
又󠄂は
二者ともに
美なるや
汝これを
知ざればなり
〔イザヤ書28章24節〕24 農夫たねをまかんに
何で
日々たがへし
日々その
地をすき その
土塊をくだくことのみを
爲んや~
(26) 斯のごときはかれの
神これに
智慧󠄄をあたへて
敎へたまへるなり 〔イザヤ書28章26節〕
〔イザヤ書32章20節〕20 なんぢらもろもろの
水のほとりに
種をおろし
牛および
驢馬の
足をはなちおく
者はさいはひなり
〔マタイ傳13章3節〕3 譬にて
數多のことを
語りて
言ひたまふ、『
視よ、
種播く
者まかんとて
出づ。
〔マタイ傳13章24節〕24 また
他の
譬を
示して
言ひたまふ『
天國は
良き
種を
畑にまく
人のごとし。
〔マルコ傳4章4節〕4 播くとき、
路の
傍らに
落ちし
種あり、
鳥きたりて
啄む。
〔マルコ傳4章14節〕14 播く
者は
御言を
播くなり。~
(20) 播かれて
良き
地にありとは、
斯る
人をいふ、
即ち
御言を
聽きて
受け、
三十倍、
六十倍、
百倍の
實を
結ぶなり』
〔マルコ傳4章20節〕
〔ルカ傳8章5節〕5 『
種播く
者その
種を
播かんとて
出づ。
播くとき
路の
傍らに
落ちし
種あり、
踏みつけられ、
又󠄂そらの
鳥これを
啄む。
〔ヨハネ傳4章36節〕36 刈る
者は、
價を
受けて
永遠󠄄の
生命の
實を
集む。
播く
者と
刈る
者とともに
喜ばん
爲なり。~
(38) 我なんぢらを
遣󠄃して
勞せざりしものを
刈らしむ。
他の
人々さきに
勞し、
汝らはその
勞を
收むるなり』
〔ヨハネ傳4章38節〕
〔ヨハネ傳12章24節〕24 誠にまことに
汝らに
吿ぐ、
一粒の
麥、
地に
落ちて
死なずば、
唯一つにて
在らん、もし
死なば、
多くの
果を
結ぶべし。
〔コリント前書3章6節〕6 我は
植ゑ、アポロは
水灌げり、されど
育てたるは
神なり。~
(9) 我らは
神と
共に
働く
者なり。
汝らは
神の
畠なり、また
神の
建築物なり。
〔コリント前書3章9節〕
〔ペテロ前書1章23節〕23 汝らは
朽つる
種に
由らで、
朽つることなき
種、すなはち
神の
活ける
限りなく
保つ
言に
由りて
新に
生れたればなり。~
(25) されど
主の
御言は
永遠󠄄に
保つなり』
汝らに
宣傅へたる
福音󠄃の
言は
即ちこれなり。 〔ペテロ前書1章25節〕
日夜起󠄃臥するほどに、種はえ出でて育てども、その故を知らず。
And should sleep, and rise night and day, and the seed should spring and grow up, he knoweth not how.
and grow
〔傳道之書8章17節〕17 我神の
諸の
作爲を
見しが
人は
日の
下におこなはるるところの
事を
究むるあたはざるなり
人これを
究めんと
勞するもこれを
究むることを
得ず
且又󠄂智者ありてこれを
知ると
思ふもこれを
究むることあたはざるなり
〔傳道之書11章5節〕5 汝は
風の
道󠄃の
如何なるを
知ず また
孕める
婦󠄃の
胎にて
骨の
如何に
生長つを
知ず
斯汝は
萬事を
爲たまふ
神の
作爲を
知ことなし
〔ヨハネ傳3章7節〕7 なんぢら《[*]》
新に
生るべしと
我が
汝に
言ひしを
怪しむな。[*或は「上より」と譯す。]
〔ヨハネ傳3章8節〕8 風は《[*]》
己が
好むところに
吹く、
汝その
聲を
聞けども、
何處より
來り
何處へ
徃くを
知らず。すべて
靈によりて
生るる
者も
斯のごとし』[*原語「靈」とおなじ。]
〔コリント前書15章37節〕37 又󠄂その
播く
所󠄃のものは
後に
成るべき
體を
播くにあらず、
麥にても、
他の
穀にても、ただ
種粒のみ。
〔コリント前書15章38節〕38 然るに
神は
御意󠄃に
隨ひて
之に
體を
予へ、おのおのの
種にその
體を
予へたまふ。
〔テサロニケ後書1章3節〕3 兄弟よ、われら
汝等につきて
常に
神に
感謝せざるを
得ず、これ
當然の
事なり。そは
汝らの
信仰おほいに
加はり、
各自みな
互の
愛を
厚くしたればなり。
〔ペテロ後書3章18節〕18 ますます
我らの
主なる
救主イエス・キリストの
恩寵と
主を
知る
知識とに
進󠄃め。
願はくは
今および
永遠󠄄の
日までも
榮光かれに
在らんことを。
地はおのづから實を結ぶものにして、初には苗、つぎに穗、つひに穗の中に充ち足れる穀なる。
For the earth bringeth forth fruit of herself; first the blade, then the ear, after that the full corn in the ear.
blade
first
〔詩篇1章3節〕3 かかる
人は
水流のほとりにうゑし
樹の
期にいたりて
實をむすび
葉もまた
凋まざるごとく その
作ところ
皆さかえん
〔詩篇92章14節〕14 かれらは
年老てなほ
果をむすび
豐かにうるほひ
緑の
色みちみちて
〔箴言4章18節〕18 義者の
途󠄃は
旭光のごとし いよいよ
光輝をまして
晝の
正午にいたる
〔傳道之書3章1節〕1 天が
下の
萬の
事には
期あり
萬の
事務には
時あり
〔傳道之書3章11節〕11 神の
爲したまふところは
皆その
時に
適󠄄ひて
美麗しかり
神はまた
人の
心に
永遠󠄄をおもふの
思念を
賦けたまへり
然ば
人は
神のなしたまふ
作爲を
始より
終󠄃まで
知明むることを
得ざるなり
〔ホセア書6章3節〕3 この
故にわれらヱホバをしるべし
切にヱホバを
知ることを
求むべしヱホバは
晨光のごとく
必ずあらはれいで
雨のごとくわれらにのぞみ
後の
雨のごとく
地をうるほし
給ふ
〔マルコ傳4章31節〕31 一粒の
芥種のごとし、
地に
播く
時は、
世にある
萬の
種よりも
小けれど、
〔マルコ傳4章32節〕32 旣に
播きて
生え
出づれば、
萬の
野菜よりは
大く、かつ
大なる
枝を
出して、
空󠄃の
鳥その
蔭に
棲み
得るほどになるなり』
〔ピリピ書1章6節〕6 我は
汝らの
衷に
善き
業を
始め
給ひし
者の、キリスト・イエスの
日まで
之を
全󠄃うし
給ふべきことを
確信す。
〔ピリピ書1章9節〕9 我は
祈る、
汝らの
愛、
知識ともろもろの
悟とによりて
彌が
上にも
增し
加はり、~
(11) イエス・キリストによる
義の
果を
充して、
神の
榮光と
譽とを
顯さん
事を。
〔ピリピ書1章11節〕
〔コロサイ書1章10節〕10 凡てのこと
主を
悅ばせんが
爲に、その
御意󠄃に
從ひて
步み、
凡ての
善き
業によりて
果を
結び、いよいよ
神を
知り、
〔テサロニケ前書3章12節〕12 願くは
主、なんぢら
相互の
愛および
凡ての
人に
對する
愛を
增し、かつ
豐にして、
我らが
汝らを
愛する
如くならしめ、
〔テサロニケ前書3章13節〕13 斯して
汝らの
心を
堅うし、
我らの
主イエスの、
凡ての
聖󠄄徒と
偕に
來りたまふ
時、われらの
父󠄃なる
神の
前󠄃に
潔󠄄くして
責むべき
所󠄃なからしめ
給はんことを。
the earth
〔創世記1章11節〕11 神言たまひけるは
地は
靑草と
實蓏を
生ずる
草蔬と
其類に
從ひ
果を
結びみづから
核をもつ
所󠄃の
果を
結ぶ
樹を
地に
發出すべしと
即ち
斯なりぬ
〔創世記1章12節〕12 地靑草と
其類に
從ひ
實蓏を
生ずる
草蔬と
其類に
從ひ
果を
結てみづから
核をもつ
所󠄃の
樹を
發出せり
神これを
善と
觀たまへり
〔創世記2章4節〕4 ヱホバ
神地と
天を
造󠄃りたまへる
日に
天地の
創造󠄃られたる
其由來は
是なり
〔創世記2章5節〕5 野の
諸の
灌木は
未だ
地にあらず
野の
諸の
草蔬は
未生ぜざりき
其はヱホバ
神雨を
地に
降せたまはず
亦土地を
耕す
人なかりければなり
〔創世記2章9節〕9 ヱホバ
神觀に
美麗く
食󠄃ふに
善き
各種の
樹を
土地より
生ぜしめ
又󠄂園の
中に
生命の
樹および
善惡を
知の
樹を
生ぜしめ
給へり
〔創世記4章11節〕11 されば
汝は
詛れて
此地を
離るべし
此地其口を
啓きて
汝の
弟の
血を
汝の
手より
受たればなり
〔創世記4章12節〕12 汝地を
耕すとも
地は
再其力を
汝に
效さじ
汝は
地に
吟行ふ
流離子となるべしと
〔イザヤ書61章11節〕11 地は
芽をいだし
畑はまけるものを
生ずるがごとく
主ヱホバは
義と
譽とをもろもろの
國のまへに
生ぜしめ
給ふべし
實、熟れば直ちに鎌を入る、收穫時の到れるなり』
But when the fruit is brought forth, immediately he putteth in the sickle, because the harvest is come.
brought forth
〔ヨブ記5章26節〕26 汝は
遐齡におよびて
墓にいらん
宛然麥束を
時にいたりて
運󠄃びあぐるごとくなるべし
〔テモテ後書4章7節〕7 われ
善き
戰鬪をたたかひ、
走るべき
道󠄃程を
果し、
信仰を
守れり。
〔テモテ後書4章8節〕8 今よりのち
義の
冠冕わが
爲に
備はれり。かの
日に
至りて
正しき
審判󠄄主なる
主、これを
我に
賜はん、
啻に
我のみならず、
凡てその
顯現を
慕ふ
者にも
賜ふべし。
he putteth
〔イザヤ書57章1節〕1 義者ほろぶれども
心にとむる
人なく
愛しみ
深き
人々とりさらるれども
義きものの
禍害󠄅のまへより
取去るるなるを
悟るものなし
〔ヨエル書3章13節〕13 鎌をいれよ
穀物は
熟せり
來り
踏めよ
酒榨は
盈ち
甕は
溢󠄃る
彼らの
惡大なればなりと
〔マタイ傳13章30節〕30 兩ながら
收穫まで
育つに
任せよ。
收穫のとき
我かる
者に「まづ
毒麥を
拔きあつめて、
焚くために
之を
束ね、
麥はあつめて
我が
倉に
納󠄃れよ」と
言はん」』
〔マタイ傳13章40節〕40 されば
毒麥の
集められて
火に
焚かるる
如く、
世の
終󠄃にも
斯くあるべし。~
(43) 其のとき
義人は、
父󠄃の
御國にて
日のごとく
輝かん。《[*]》
耳ある
者は
聽くべし。[*異本「聽く耳」とあり。]
〔マタイ傳13章43節〕
〔ヨハネ黙示録14章13節〕13 我また
天より
聲ありて『
書き
記せ「
今よりのち
主にありて
死ぬる
死人は
幸福なり」
御靈も
言ひたまふ「
然り、
彼等はその
勞役を
止めて
息まん。その
業これに
隨ふなり」』と
言ふを
聞けり。
~
(17) 又󠄂ほかの
御使、
天の
聖󠄄所󠄃より
出で
同じく
利き
鎌を
持てり。 〔ヨハネ黙示録14章17節〕
また言ひ給ふ『われら神の國を何になずらへ、如何なる譬をもて示さん。
And he said, Whereunto shall we liken the kingdom of God? or with what comparison shall we compare it?
(Whole verse)
〔エレミヤ哀歌2章13節〕13 ヱルサレムの
女よ
我なにをもて
汝にあかしし
何をもて
汝にならべんや シオンの
處女よ われ
何をもて
汝になぞらへて
汝をなぐさめんや
汝のやぶれは
海のごとく
大なり
嗟たれか
能く
汝を
醫さんや
〔マタイ傳11章16節〕16 われ
今の
代を
何に
比へん、
童子、
市場に
坐し、
友を
呼びて、
〔ルカ傳13章18節〕18 斯てイエス
言ひたまふ『
神の
國は
何に
似たるか、
我これを
何に
擬へん、
〔ルカ傳13章21節〕21 パン
種のごとし。
女これを
取りて、
三斗の
粉の
中に
入るれば、ことごとく
脹れいだすなり』
一粒の芥種のごとし、地に播く時は、世にある萬の種よりも小けれど、
It is like a grain of mustard seed, which, when it is sown in the earth, is less than all the seeds that be in the earth:
is less than
〔創世記22章17節〕17 我大に
汝を
祝み
又󠄂大に
汝の
子孫を
增して
天の
星の
如く
濱の
沙の
如くならしむべし
汝の
子孫は
其敵の
門を
獲ん
〔創世記22章18節〕18 又󠄂汝の
子孫によりて
天下の
民皆福祉を
得べし
汝わが
言に
遵󠄅ひたるによりてなりと
〔詩篇72章16節〕16 國のうち
五穀ゆたかにしてその
實はレバノンのごとく
山のいただきにそよぎ
邑の
人々は
地の
草のごとく
榮ゆべし~
(19) その
榮光の
名はよよにほむべきかな
全󠄃地はその
榮光にて
滿べしアーメン アーメン 〔詩篇72章19節〕
〔イザヤ書2章2節〕2 すゑの
日にヱホバの
家の
山はもろもろの
山のいただきに
堅立ち もろもろの
嶺よりもたかく
擧り すべての
國は
流のごとく
之につかん
〔イザヤ書2章3節〕3 おほくの
民ゆきて
相語いはん
率󠄃われらヱホバの
山にのぼりヤコブの
神の
家にゆかん
神われらにその
道󠄃ををしへ
給はん われらその
路をあゆむべしと そは
律法はシオンよりいでヱホバの
言はヱルサレムより
出べければなり
〔イザヤ書9章7節〕7 その
政事と
平󠄃和とはましくははりて
窮りなし
且ダビデの
位にすわりてその
國ををさめ
今よりのちとこしへに
公平󠄃と
正義とをもてこれを
立これを
保ちたまはん
萬軍のヱホバの
熱心これを
成たまふべし
〔イザヤ書49章6節〕6 その
聖󠄄言にいはく なんぢわが
僕となりてヤコブのもろもろの
支派をおこし イスラエルのうちののこりて
全󠄃うせしものを
歸らしむることはいと
輕し
我また
汝をたてて
異邦人の
光となし
我がすくひを
地のはてにまで
到らしむ
〔イザヤ書49章7節〕7 ヱホバ、イスラエルの
贖主イスラエルの
聖󠄄者は
人にあなどらるるもの
民にいみきらはるるもの
長たちに
役せらるる
者にむかひて
如此いひたまふ もろもろの
王は
見てたちもろもろの
君はみて
拜すべし これ
信實あるヱホバ、イスラエルの
聖󠄄者なんぢを
選󠄄びたまへるが
故なり
〔イザヤ書53章2節〕2 かれは
主のまへに
芽えのごとく
燥きたる
土よりいづる
樹株のごとくそだちたり われらが
見るべきうるはしき
容なく うつくしき
貌はなく われらがしたふべき
艶色なし
〔イザヤ書53章12節〕12 このゆゑに
我かれをして
大なるものとともに
物をわかち
取しめん かれは
强きものとともに
掠物をわかちとるべし
彼はおのが
靈魂をかたぶけて
死にいたらしめ
愆あるものとともに
數へられたればなり
彼はおほくの
人の
罪をおひ
愆あるものの
爲にとりなしをなせり
〔イザヤ書54章1節〕1 なんぢ
孕まず
子をうまざるものよ
歌うたふべし
產のくるしみなきものよ
聲をはなちて
謳ひよばはれ
夫なきものの
子はとつげるものの
子よりおほしと
此はヱホバの
聖󠄄言なり~
(3) そはなんぢが
右に
左にひろごり なんぢの
裔はもろもろの
國をえ
荒廢れたる
邑をもすむべき
所󠄃となさしむべし
〔イザヤ書54章3節〕
〔イザヤ書60章22節〕22 その
小きものは
千となり その
弱󠄃きものは
强國となるべし われヱホバその
時いたらば
速󠄃かにこの
事をなさん
〔エゼキエル書17章22節〕22 主ヱホバかく
言たまふ
我高き
香柏の
梢の
一を
取てこれを
樹ゑその
芽の
巓より
若芽を
摘みとりて
之を
高き
勝󠄃れたる
山に
樹べし~
(24) 是に
於て
野の
樹みな
我ヱホバが
高き
樹を
卑くし
卑き
樹を
高くし
綠なる
樹を
枯しめ
枯木を
綠ならしめしことを
知ん
我ヱホバこれを
言ひ
之を
爲なり 〔エゼキエル書17章24節〕
〔ダニエル書2章34節〕34 汝見て
居たまひしに
遂󠄅に
一箇の
石人手によらずして
鑿れて
出でその
像の
鐵と
泥土との
脚を
擊てこれを
碎けり
〔ダニエル書2章35節〕35 斯りしかばその
鐵と
泥土と
銅と
銀と
金とは
皆ともに
碎けて
夏の
禾場の
糠のごとくに
成り
風に
吹はらはれて
止るところ
無りき
而してその
像を
擊たる
石は
大なる
山となりて
全󠄃地に
充り
〔ダニエル書2章44節〕44 この
王等の
日に
天の
神一の
國を
建たまはん
是は
何時までも
滅ぶること
無らん
此國は
他の
民に
歸せず
却てこの
諸の
國を
打破りてこれを
滅せん
是は
立ちて
永遠󠄄にいたらん
〔ダニエル書2章45節〕45 かの
石の
人手によらずして
山より
鑿れて
出で
鐵と
銅と
泥土と
銀と
金とを
打碎きしを
汝が
見たまひしは
即ちこの
事なり
大御神この
後に
起󠄃らんところの
事を
王にしらせたまへるなりその
夢は
眞にしてこの
解明は
確なり
〔アモス書9章11節〕11 其日には
我ダビデの
倒れたる
幕屋を
興しその
破壞を
修繕ひその
傾圯たるを
興し
古代の
日のごとくに
之を
建なほすべし~
(15) 我かれらをその
地に
植つけん
彼らは
我がこれに
與ふる
地より
重ねて
拔とらるることあらじ
汝の
神ヱホバこれを
言ふ 〔アモス書9章15節〕
〔ミカ書4章1節〕1 末の
日にいたりてヱホバの
家の
山諸の
山の
巓に
立ち
諸の
嶺にこえて
高く
聳へ
萬民河のごとく
之に
流れ
歸せん
〔ミカ書4章2節〕2 即ち
衆多の
民來りて
言ん
去來我儕ヱホバの
山に
登ヤコブの
神の
家にゆかん ヱホバその
道󠄃を
我らに
敎へて
我らにその
路を
步ましめたまはん
律法はシオンより
出でヱホバの
言はエルサレムより
出べければなり
〔ゼカリヤ書2章11節〕11 その
日には
許多の
民ヱホバに
附て
我民とならん
我なんぢの
中に
住󠄃べし
汝は
萬軍のヱホバの
我を
遣󠄃したまへるなるを
知ん
〔ゼカリヤ書8章20節〕20 萬軍のヱホバかく
言たまふ
國々の
民および
衆多の
邑の
居民來り
就ん~
(23) 萬軍のヱホバかく
言たまふ
其日には
諸の
國語の
民十
人にてユダヤ
人一箇の
裾を
拉へん
即ち
之を
拉へて
言ん
我ら
汝らと
與に
徃べし
其は
我ら
神の
汝らと
偕にいますを
聞たればなり 〔ゼカリヤ書8章23節〕
〔ゼカリヤ書12章8節〕8 當日ヱホバ、ヱルサレムの
居民を
護りたまはん
彼らの
中の
弱󠄃き
者もその
日にはダビデのごとくなるべしまたダビデの
家は
神のごとく
彼らに
先だつヱホバの
使のごとくなるべし
〔ゼカリヤ書14章6節〕6 その
日には
光明なかるべく
輝く
者消󠄃うすべし~
(9) ヱホバ
全󠄃地の
王となりたまはん
其日には
只ヱホバのみ
只その
御名のみにならん 〔ゼカリヤ書14章9節〕
〔マラキ書1章11節〕11 日の
出る
處より
沒る
處までの
列國の
中に
我名は
大ならん
又󠄂何處にても
香と
潔󠄄き
獻物を
我名に
獻げん そはわが
名列國の
中に
大なるべければなりと
萬軍のヱホバいひ
給ふ
〔使徒行傳2章41節〕41 斯てペテロの
言を
聽納󠄃れし
者はバプテスマを
受く。この
日、
弟子に
加はりたる
者、おほよそ
三千人なり。
〔使徒行傳4章4節〕4 然れど、その
言を
聽きたる
人々の
中にも
信ぜし
者おほくありて、
男の
數おほよそ
五千人となりたり。
〔使徒行傳21章20節〕20 彼ら
聞きて
神を
崇め、またパウロに
言ふ『
兄弟よ、なんぢの
見るごとく、ユダヤ
人のうち、
信者となりたるもの
數萬人あり、みな
律法に
對して
熱心なる
者なり。
〔ヨハネ黙示録11章15節〕15 第七の
御使ラッパを
吹きしに、
天に
數多の
大なる
聲ありて『この
世の
國は
我らの
主および
其のキリストの
國となれり。
彼は
世々限りなく
王たらん』と
言ふ。
〔ヨハネ黙示録20章1節〕1 我また
一人の
御使の
底なき
所󠄃の
鍵と
大なる
鎖とを
手に
持ちて、
天より
降るを
見たり。~
(6) 幸福なるかな、
聖󠄄なるかな、
第一の
復活に
干る
人。この
人々に
對して
第二の
死は
權威を
有たず、
彼らは
神とキリストとの
祭司となり、キリストと
共に
千年のあひだ
王たるべし。
〔ヨハネ黙示録20章6節〕
like
〔マタイ傳13章31節〕31 また
他の
譬を
示して
言ひたまふ『
天國は
一粒の
芥種のごとし、
人これを
取りてその
畑に
播くときは、~
(33) また
他の
譬を
語りたまふ『
天國はパンだねのごとし、
女これを
取りて、
三斗の
粉の
中に
入るれば、
悉く
脹れいだすなり』
〔マタイ傳13章33節〕
〔ルカ傳13章18節〕18 斯てイエス
言ひたまふ『
神の
國は
何に
似たるか、
我これを
何に
擬へん、
〔ルカ傳13章19節〕19 一粒の
芥種のごとし。
人これを
取りて
己の
園に
播きたれば、
育ちて
樹となり、
空󠄃の
鳥その
枝に
宿れり』
mustard seed
旣に播きて生え出づれば、萬の野菜よりは大く、かつ大なる枝を出して、空󠄃の鳥その蔭に棲み得るほどになるなり』
But when it is sown, it groweth up, and becometh greater than all herbs, and shooteth out great branches; so that the fowls of the air may lodge under the shadow of it.
and becometh
〔箴言4章18節〕18 義者の
途󠄃は
旭光のごとし いよいよ
光輝をまして
晝の
正午にいたる
〔イザヤ書11章9節〕9 斯てわが
聖󠄄山のいづこにても
害󠄅ふことなく
傷ることなからん そは
水の
海をおほへるごとくヱホバをしるの
知識地にみつべければなり
lodge
〔詩篇91章1節〕1 至上者のもとなる
隱れたるところにすまふその
人は
全󠄃能者の
蔭にやどらん
〔雅歌2章3節〕3 わが
愛する
者の
男子等の
中にあるは
林の
樹の
中に
林檎のあるがごとし
我ふかく
喜びてその
蔭にすわれり その
實はわが
口に
甘かりき
〔イザヤ書32章2節〕2 また
人ありて
風のさけどころ
暴雨ののがれどころとなり
旱ける
地にある
水のながれのごとく
倦つかれたる
地にある
大なる
岩陰の
如くならん
〔エレミヤ哀歌4章20節〕20 かの
我らが
鼻の
氣息たる
者ヱホバに
膏そそがれたるものは
陷阱にて
執へられにき
是はわれらが
異邦にありてもこの
蔭に
住󠄃んとおもひたりし
者なり
shooteth
〔詩篇80章9節〕9 汝そのまへに
地をまうけたまひしかば
深く
根して
國にはびこれり~
(11) その
樹はえだを
海にまでのべ その
若枝を
河にまでのべたり 〔詩篇80章11節〕
〔エゼキエル書31章3節〕3 アツスリヤはレバノンの
香柏のごとし
其枝美しくして
生茂りその
丈高くして
其巓雲に
至る~
(10) 是故に
主ヱホバかく
言ふ
汝その
長高くなれり
是は
其巓雲に
至りその
心高く
驕れば 〔エゼキエル書31章10節〕
〔ダニエル書4章10節〕10 我が
床にありて
見たる
吾腦中の
異象は
是のごとし
我觀しに
地の
當中に
一の
樹ありてその
丈高かりしが~
(14) 彼聲高く
呼はりて
斯いへり
此樹を
伐たふしその
枝を
斫はなしその
葉を
搖おとしその
果を
打散し
獸をしてその
下より
逃󠄄はしらせ
鳥をしてその
枝を
飛さらしめよ 〔ダニエル書4章14節〕
〔ダニエル書4章20節〕20 汝が
見たまひし
樹すなはちその
長じて
强くなり
天に
達󠄃するほどの
高となりて
地の
極までも
見えわたり~
(22) 王よ
是はすなはち
汝なり
汝は
長じて
强くなり
汝の
勢ひは
盛にして
天におよび
汝の
權は
地の
極にまでおよべり 〔ダニエル書4章22節〕
斯のごとき數多の譬をもて、人々の聽きうる力に隨ひて、御言を語り、
And with many such parables spake he the word unto them, as they were able to hear it.
as
〔コリント前書3章1節〕1 兄弟よ、われ
靈に
屬する
者に
對する
如く
汝らに
語ること
能はず、
反つて
肉に
屬するもの、
即ちキリストに
在る
幼兒に
對する
如く
語れり。
〔コリント前書3章2節〕2 われ
汝らに
乳󠄃のみ
飮ませて
堅き
食󠄃物を
與へざりき。
汝等そのとき
食󠄃ふこと
能はざりし
故なり。
〔ヘブル書5章11節〕11 之に
就きて
我ら
多くの
言ふべき
事あれど、
汝ら
聞くに
鈍くなりたれば
釋き
難し。~
(14) 堅き
食󠄃物は
智力を
練習して
善惡を
辨ふる
成人の
用ふるものなり。 〔ヘブル書5章14節〕
with
〔マタイ傳13章34節〕34 イエスすべて
此等のことを、
譬にて
群衆に
語りたまふ、
譬ならでは
何事も
語り
給はず。
〔マタイ傳13章35節〕35 これ
預言者によりて
云はれたる
言の
成就せん
爲なり。
曰く、 『われ
譬を
設けて
口を
開き、
世の
創より
隱れたる
事を
言ひ
出さん』
譬ならでは語り給はず、弟子たちには、人なき時に凡ての事を釋き給へり。
But without a parable spake he not unto them: and when they were alone, he expounded all things to his disciples.
when
〔マタイ傳13章36節〕36 爰に
群衆を
去らしめて、
家に
入りたまふ。
弟子たち
御許に
來りて
言ふ『
畑の
毒麥の
譬を
我らに
解きたまへ』~
(43) 其のとき
義人は、
父󠄃の
御國にて
日のごとく
輝かん。《[*]》
耳ある
者は
聽くべし。[*異本「聽く耳」とあり。]
〔マタイ傳13章43節〕
〔マタイ傳15章15節〕15 ペテロ
答へて
言ふ『その
譬を
我らに
解き
給へ』~
(20) これらは
人を
汚すものなり、
然れど
洗はぬ
手にて
食󠄃する
事は
人を
汚さず』
〔マタイ傳15章20節〕
〔マルコ傳4章10節〕10 イエス
人々を
離れ
居給ふとき、
御許にをる
者ども、
十二弟子とともに、
此等の
譬を
問ふ。
〔マルコ傳7章17節〕17 イエス
群衆を
離れて
家に
入り
給ひしに、
弟子たち
其の
譬を
問ふ。~
(23) すべて
此等の
惡しき
事は
內より
出でて
人を
汚すなり』
〔マルコ傳7章23節〕
〔ルカ傳8章9節〕9 弟子たち
此の
譬の
如何なる
意󠄃なるかを
問ひたるに、
〔ルカ傳8章10節〕10 イエス
言ひ
給ふ『なんぢらは
神の
國の
奧義を
知ることを
許されたれど、
他の
者は
譬にてせらる。
彼らの
見て
見ず、
聞きて
悟らぬ
爲なり。
〔ルカ傳24章27節〕27 かくてモーセ
及び
凡ての
預言者をはじめ、
己に
就きて
凡ての
聖󠄄書に
錄したる
所󠄃を
説き
示したまふ。
〔ルカ傳24章44節〕44 また
言ひ
給ふ『これらの
事は、
我がなほ
汝らと
偕に
在りし
時に
語りて、
我に
就きモーセの
律法・
預言者および
詩篇に
錄されたる
凡ての
事は、
必ず
遂󠄅げらるべしと
言ひし
所󠄃なり』~
(46) 『かく
錄されたり、キリストは
苦難を
受けて、
三日めに
死人の
中より
甦へり、 〔ルカ傳24章46節〕
その日、夕になりて言ひ給ふ『いざ彼方に徃かん』
And the same day, when the even was come, he saith unto them, Let us pass over unto the other side.
Let
〔マタイ傳8章18節〕18 さてイエス
群衆の
己を
環れるを
見て、ともに
彼方の
岸に
徃かんことを
弟子たちに
命じ
給ふ。
〔マタイ傳14章22節〕22 イエス
直ちに
弟子たちを
强ひて
舟に
乘らせ、
自ら
群衆をかへす
間に、
彼方の
岸に
先に
徃かしむ。
〔マルコ傳5章21節〕21 イエス
舟にて、
復かなたに
渡り
給ひしに、
大なる
群衆みもとに
集る、イエス
海邊に
在せり。
〔マルコ傳6章45節〕45 イエス
直ちに、
弟子たちを
强ひて
舟に
乘らせ、
自ら
群衆を
返󠄄す
間に、
彼方なるベツサイダに
先に
徃かしむ。
〔ヨハネ傳6章1節〕1 この
後イエス、ガリラヤの
海、
即ちテベリヤの
海の
彼方にゆき
給へば、
〔ヨハネ傳6章17節〕17 船にのり
海を
渡りて、カペナウムに
徃かんとす。
旣に
暗󠄃くなりたるに、イエス
未だ
來りたまはず。
〔ヨハネ傳6章25節〕25 遂󠄅に
海の
彼方にてイエスに
遇󠄃ひて
言ふ『ラビ、
何時ここに
來り
給ひしか』
the same
〔ルカ傳8章22節〕22 或日イエス
弟子たちと
共に
舟に
乘りて『みづうみの
彼方にゆかん』と
言ひ
給へば、
乃ち
船出す。
弟子たち群衆を離れ、イエスの舟にゐ給ふまま共に乘り出づ、他の舟も從ひゆく。
And when they had sent away the multitude, they took him even as he was in the ship. And there were also with him other little ships.
even
〔マルコ傳3章9節〕9 イエス
群衆のおしなやますを
逃󠄄れんとて、
小舟を
備へ
置くことを
弟子に
命じ
給ふ。
〔マルコ傳4章1節〕1 イエスまた
海邊にて
敎へ
始めたまふ。
夥多しき
群衆、みもとに
集りたれば、
舟に
乘り
海に
泛びて
坐したまひ、
群衆はみな
海に
沿ひて
陸にあり。
時に烈しき颶風おこり、浪うち込󠄃みて、舟に滿つるばかりなり。
And there arose a great storm of wind, and the waves beat into the ship, so that it was now full.
great storm
〔ヨブ記1章12節〕12 ヱホバ、サタンに
言たまひけるは
視よ
彼の
一切の
所󠄃有物を
汝の
手に
任す
唯かれの
身に
汝の
手をつくる
勿れ サタンすなはちヱホバの
前󠄃よりいでゆけり
〔ヨブ記1章19節〕19 荒野の
方より
大風ふき
來て
家の
四隅を
擊ければ
夫の
若き
人々の
上に
潰れおちて
皆しねり
我これを
汝に
吿んとて
只一人のがれ
來れりと
〔詩篇107章23節〕23 舟にて
海にうかび
大洋にて
事をいとなむ
者は~
(31) 願くはすべての
人ヱホバの
惠により
人の
子になしたまへる
奇しき
事跡によりてヱホバをほめたたへんことを 〔詩篇107章31節〕
〔ヨナ書1章4節〕4 時にヱホバ
大風を
海の
上に
起󠄃したまひて
烈しき
颺風海にありければ
舟は
幾んど
破れんとせり
〔使徒行傳27章14節〕14 幾程もなくユーラクロンといふ
疾風その
島より
吹きおろし、~
(20) 數日のあひだ
日も
星も
見えず、
暴風、
烈しく
吹荒びて、
我らの
救はるべき
望󠄇つひに
絕え
果てたり。 〔使徒行傳27章20節〕
〔使徒行傳27章41節〕41 然るに
潮の
流れあふ
處にいたりて
船を
淺瀬に
乘り
上げたれば、
舳膠著きて
動かず、
艫は
浪の
激しきに
破れたり。
〔コリント後書11章25節〕25 笞にて
打たれしこと
三たび、
石にて
打たれしこと
一たび、
破船に
遭󠄃ひしこと
三度にして
一晝夜、
海にありき。
there arose
〔マタイ傳8章24節〕24 視よ、
海に
大なる
暴風おこりて、
舟、
波に
蔽はるるばかりなるに、イエスは
眠りゐ
給ふ。
〔ルカ傳8章22節〕22 或日イエス
弟子たちと
共に
舟に
乘りて『みづうみの
彼方にゆかん』と
言ひ
給へば、
乃ち
船出す。
〔ルカ傳8章23節〕23 渡るほどにイエス
眠りたまふ。
颶風みづうみに
吹き
下し、
舟に
水滿ちんとして
危かりしかば、
イエスは艫の方に茵を枕として寢ねたまふ。弟子たち呼び起󠄃して言ふ『師よ、我らの亡ぶるを顧󠄃み給はぬか』
And he was in the hinder part of the ship, asleep on a pillow: and they awake him, and say unto him, Master, carest thou not that we perish?
and they
〔列王紀略上18章27節〕27 日中におよびてエリヤ
彼等を
嘲りていひけるは
大聲をあげて
呼べ
彼は
神なればなり
彼は
默想をるか
他處に
行しか
又󠄂は
旅にあるか
或は
假寐て
醒さるべきかと~
(29) 斯して
午時すぐるに
至りしが
彼等なほ
預言を
言ひて
晩の
祭物を
献ぐる
時にまで
及べり
然ども
何の
聲もなく
又󠄂何の
應ふる
者も
无く
又󠄂何の
顧󠄃る
者もなかりき
〔列王紀略上18章29節〕
〔ヨブ記8章6節〕6 淸くかつ
正しうしてあらば
必ず
今汝を
顧󠄃み
汝の
義き
家を
榮えしめたまはん
〔詩篇44章23節〕23 主よさめたまへ
何なればねぶりたまふや
起󠄃たまへ われらをとこしへに
棄たまふなかれ
〔詩篇44章24節〕24 いかなれば
聖󠄄顏をかくしてわれらがうくる
苦難と
虐󠄃待とをわすれたまふや
〔イザヤ書51章9節〕9 さめよ
醒よヱホバの
臂よちからを
着よ さめて
古への
時むかしの
代にありし
如くなれ ラハブをきりころし
鱷をさしつらぬきたるは
汝にあらずや
〔イザヤ書51章10節〕10 海をかわかし
大なる
淵の
水をかわかし また
海のふかきところを
贖はれたる
人のすぐべき
路となししは
汝にあらずや
〔マタイ傳8章25節〕25 弟子たち
御許にゆき、
起󠄃して
言ふ『
主よ、
救ひたまへ、
我らは
亡ぶ』
〔ルカ傳8章24節〕24 弟子たち
御側により、
呼び
起󠄃して
言ふ『
君よ、
君よ、
我らは
亡ぶ』イエス
起󠄃きて
風と
浪とを
禁め
給へば、ともに
鎭まりて
凪となりぬ。
carest
〔詩篇10章1節〕1 ああヱホバよ
何ぞはるかに
立たまふや なんぞ
患難のときに
匿れたまふや
〔詩篇10章2節〕2 あしき
人はたかぶりて
苦しむものを
甚だしくせむ かれらをそのくはだての
謀略にとらはれしめたまへ
〔詩篇22章1節〕1 わが
神わが
神なんぞ
我をすてたまふや
何なれば
遠󠄄くはなれて
我をすくはず わが
歎きのこゑをきき
給はざるか
〔詩篇22章2節〕2 ああわが
神われ
晝よばはれども
汝こたへたまはず
夜よばはれどもわれ
平󠄃安をえず
〔詩篇77章7節〕7 主はとこしへに
棄たまふや
再びめぐみを
垂たまはざるや~
(10) 斯るときに
我いへらく
此はただわが
弱󠄃きがゆゑのみいで
至上者のみぎの
手のもろもろの
年をおもひいでん 〔詩篇77章10節〕
〔イザヤ書40章27節〕27 ヤコブよなんぢ
何故にわが
途󠄃はヱホバにかくれたりといふや イスラエルよ
汝なにゆゑにわが
訟はわが
神の
前󠄃をすぎされりとかたるや
〔イザヤ書40章28節〕28 汝しらざるか
聞ざるかヱホバはとこしへの
神地のはての
創造󠄃者にして
倦たまふことなく また
疲れたまふことなく その
聰明こと
測りがたし
〔イザヤ書49章14節〕14 然どシオンはいへりヱホバ
我をすて
主われをわすれたまへりと~
(16) われ
掌になんぢを
彫刻めり なんぢの
石垣はつねにわが
前󠄃にあり 〔イザヤ書49章16節〕
〔イザヤ書54章6節〕6 ヱホバ
汝をまねきたまふ
棄られて
心うれふる
妻また
若きとき
嫁てさられたる
妻をまねくがごとしと
此はなんぢの
神のみことばなり~
(8) わが
忿恚あふれて
暫くわが
面をなんぢに
隱したれど
永遠󠄄のめぐみをもて
汝をあはれまんと
此はなんぢをあがなひ
給ふヱホバの
聖󠄄言なり
〔イザヤ書54章8節〕
〔イザヤ書63章15節〕15 ねがはくは
天より
俯觀なはし その
榮光あるきよき
居所󠄃より
見たまへ なんぢの
熱心となんぢの
大能あるみわざとは
今いづこにありや なんぢの
切なる
仁慈と
憐憫とはおさへられて
我にあらはれず
〔イザヤ書64章12節〕12 ヱホバよこれらの
事あれども
汝なほみづから
制へたまふや なんぢなほ
默してわれらに
深くくるしみを
受しめたまふや
〔ペテロ前書5章7節〕7 又󠄂もろもろの
心勞を
神に
委ねよ、
神なんぢらの
爲に
慮ぱかり
給へばなり。
in the
〔ヨハネ傳4章6節〕6 此處にヤコブの
泉あり。イエス
旅路に
疲れて
泉の
傍らに
坐し
給ふ、
時は《[*]》
第六時頃なりき。[*今の正午頃ならん。]
〔ヘブル書2章17節〕17 この
故に、
神の
事につきて
憐憫ある
忠實なる
大祭司となりて、
民の
罪を
贖はんために、
凡ての
事において
兄弟の
如くなり
給ひしは
宜なり。
〔ヘブル書4章15節〕15 我らの
大祭司は
我らの
弱󠄃を
思ひ
遣󠄃ること
能はぬ
者にあらず、
罪を
外にして
凡ての
事、われらと
等しく
試みられ
給へり。
イエス起󠄃きて風をいましめ、海に言ひたまふ『默せ、鎭れ』乃ち風やみて、大なる凪となりぬ。
And he arose, and rebuked the wind, and said unto the sea, Peace, be still. And the wind ceased, and there was a great calm.
he arose
〔出エジプト記14章16節〕16 汝杖を
擧げ
手を
海の
上に
伸て
之を
分󠄃ちイスラエルの
子孫をして
海の
中の
乾ける
所󠄃を
徃しめよ
〔出エジプト記14章22節〕22 イスラエルの
子孫海の
中の
乾ける
所󠄃を
行くに
水は
彼等の
右左に
墻となれり
〔出エジプト記14章28節〕28 即ち
水流反りて
戰車と
騎兵を
覆ひイスラエルの
後にしたがひて
海にいりしパロの
軍勢を
悉く
覆へり
一人も
遺󠄃れる
者あらざりき
〔出エジプト記14章29節〕29 然どイスラエルの
子孫は
海の
中の
乾ける
所󠄃を
步みしが
水はその
右左に
墻となれり
〔ヨブ記38章11節〕11 曰く
此までは
來るべし
此を
越べからず
汝の
高浪ここに
止まるべしと
〔詩篇29章10節〕10 ヱホバは
洪水のうへに
坐したまへり ヱホバは
寳座にざして
永遠󠄄に
王なり
〔詩篇93章3節〕3 大水はこゑをあげたり ヱホバよおほみづは
聲をあげたり おほみづは
浪をあぐ
〔詩篇93章4節〕4 ヱホバは
高處にいましてその
威力はおほくの
水のこゑ
海のさかまくにまさりて
盛んなり
〔詩篇104章7節〕7 なんぢ
叱咤すれば
水しりぞき
汝いかづちの
聲をはなてば
水たちまち
去ぬ~
(9) なんぢ
界をたてて
之をこえしめず ふたゝび
地をおほふことなからしむ 〔詩篇104章9節〕
〔箴言8章29節〕29 海にその
限界をたて
水をしてその
岸を
踰えざらしめ また
地の
基を
定めたまへるとき
〔エレミヤ記5章22節〕22 ヱホバいひ
給ふ
汝等われを
畏れざるか
我前󠄃に
戰慄かざるか
我は
沙を
置て
海の
界となしこれを
永遠󠄄の
限界となし
踰ることをえざらしむ
其浪さかまきいたるも
勝󠄃ことあたはず
澎湃もこれを
踰るあたはざるなり
rebuked
〔ナホム書1章4節〕4 彼海を
指斥て
之を
乾かし
河々をしてことごとく
涸しむ バシヤンおよびカルメルの
草木は
枯れレバノンの
花は
凋む
〔マルコ傳9章25節〕25 イエス
群衆の
走り
集るを
見て、
穢れし
靈を
禁めて
言ひたまふ『
啞にて
耳聾なる
靈よ、
我なんぢに
命ず、この
子より
出でよ、
重ねて
入るな』
〔ルカ傳4章39節〕39 その
傍らに
立ちて
熱を
責めたまへば、
熱去りて
女たちどころに
起󠄃きて
彼らに
事ふ。
the wind
〔詩篇89章9節〕9 なんぢ
海のあるるををさめ その
浪のたちあがらんときは
之をしづめたまふなり
斯て弟子たちに言ひ給ふ『なに故かく臆するか、信仰なきは何ぞ』
And he said unto them, Why are ye so fearful? how is it that ye have no faith?
Why
〔詩篇46章1節〕1 神はわれらの
避󠄃所󠄃また
力なり なやめるときの
最ちかき
助なり~
(3) よしその
水はなりとどろきてさわぐとも その
溢󠄃れきたるによりて
山はゆるぐとも
何かあらん セラ 〔詩篇46章3節〕
〔イザヤ書42章3節〕3 また
傷める
蘆ををることなくほのくらき
燈火をけすことなく
眞理をもて
道󠄃をしめさん
〔イザヤ書43章2節〕2 なんぢ
水中をすぐるときは
我ともにあらん
河のなかを
過󠄃るときは
水なんぢの
上にあふれじ なんぢ
火中をゆくとき
焚るることなく
火焰もまた
燃つかじ
〔マタイ傳8章26節〕26 彼らに
言ひ
給ふ『なにゆゑ
臆するか、
信仰うすき
者よ』
乃ち
起󠄃きて、
風と
海とを
禁め
給へば、
大なる
凪となりぬ。
〔マタイ傳14章31節〕31 イエス
直ちに
御手を
伸べ、これを
捉へて
言ひ
給ふ『ああ
信仰うすき
者よ、
何ぞ
疑ふか』
〔ルカ傳8章25節〕25 斯て
弟子たちに
言ひ
給ふ『なんぢらの
信仰いづこに
在るか』かれら
懼れ
怪しみて
互に
言ふ『こは
誰ぞ、
風と
水とに
命じ
給へば
順ふとは』
〔ヨハネ傳6章19節〕19 かくて
四五十丁こぎ
出でしに、イエスの
海の
上をあゆみ、
船に
近󠄃づき
給ふを
見て
懼れたれば、
no faith
〔マタイ傳6章30節〕30 今日ありて
明日、
爐に
投げ
入れらるる
野の
草をも、
神はかく
裝ひ
給へば、まして
汝らをや、ああ
信仰うすき
者よ。
〔マタイ傳16章8節〕8 イエス
之を
知りて
言ひ
給ふ『ああ
信仰うすき
者よ、
何ぞ《[*]》パン
無きことを
語り
合ふか。[*或は「パンなき故ならんと語り合ふか」と譯す。]
かれら甚く懼れて互に言ふ『こは誰ぞ、風も海も順ふとは』
And they feared exceedingly, and said one to another, What manner of man is this, that even the wind and the sea obey him?
What
〔ヨブ記38章11節〕11 曰く
此までは
來るべし
此を
越べからず
汝の
高浪ここに
止まるべしと
〔マタイ傳8章27節〕27 人々あやしみて
言ふ『こは
如何なる
人ぞ、
風も
海も
從ふとは』
〔マルコ傳7章37節〕37 また
甚だしく
打驚きて
言ふ『かれの
爲しし
事は
皆よし、
聾者をも
聞えしめ、
啞者をも
物いはしむ』
〔ルカ傳4章36節〕36 みな
驚き、
語り
合ひて
言ふ『これ
如何なる
言ぞ、
權威と
能力とをもて
命ずれば、
穢れし
惡鬼すら
出で
去る』
〔ルカ傳8章25節〕25 斯て
弟子たちに
言ひ
給ふ『なんぢらの
信仰いづこに
在るか』かれら
懼れ
怪しみて
互に
言ふ『こは
誰ぞ、
風と
水とに
命じ
給へば
順ふとは』
feared
〔サムエル前書12章18節〕18 かくてサムエル、ヱホバをよびければヱホバ
其日雷と
雨をくだしたまへり
民みな
大にヱホバとサムエルを
恐る
~
(20) サムエル
民にいひけるは
懼るなかれ
汝らこの
總ての
惡をなしたりされどヱホバに
從ふことを
息ず
心をつくしてヱホバに
事へ 〔サムエル前書12章20節〕
〔サムエル前書12章24節〕24 汝ら
只ヱホバをかしこみ
心をつくして
誠にこれにつかへよ
而して
如何に
大なることをヱホバ
汝らになしたまひしかを
思ふ
可し
〔詩篇89章7節〕7 神はきよきものの
公會のなかにて
畏むべきものなり その
四周󠄃にあるすべての
者にまさりて
懼るべきものなり
〔ヨナ書1章9節〕9 ヨナ
彼等にいひけるは
我はヘブル
人にして
海と
陸とを
造󠄃りたまひし
天の
神ヱホバを
畏るる
者なり
〔ヨナ書1章10節〕10 是に
於て
船夫甚だしく
懼れて
彼に
云けるは
汝なんぞ
其事をなせしやと その
人々は
彼がヱホバの
面をさけて
逃󠄄れしなるを
知れり
其はさきにヨナ
彼等に
吿たればなり
〔ヨナ書1章15節〕15 すなわちヨナを
取りて
海に
投入たり しかして
海のあるることやみぬ
〔ヨナ書1章16節〕16 かかりしかばその
人々おほいにヱホバを
畏れヱホバに
犧牲を
獻げ
誓願を
立たり
〔マラキ書2章5節〕5 わが
彼と
結びし
契󠄅約は
生命と
平󠄃安とにあり
我がこれを
彼に
與へしは
彼に
我を
畏れしめんが
爲なり
彼われを
懼れわが
名の
前󠄃にをののけり
〔マルコ傳5章33節〕33 女おそれ
戰き、
己が
身になりし
事を
知り、
來りて
御前󠄃に
平󠄃伏し、ありしままを
吿ぐ。
〔ヘブル書12章28節〕28 この
故に
我らは
震はれぬ
國を
受けたれば、
感謝して
恭敬と
畏懼とをもて
御心にかなふ
奉仕を
神になすべし。
〔ヨハネ黙示録15章4節〕4 主よ、たれか
汝を
畏れざる、
誰か
御名を
尊󠄅ばざる、
汝のみ
聖󠄄なり、
諸種の
國人きたりて
御前󠄃に
拜せん。なんぢの
審判󠄄は
旣に
現れたればなり』